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50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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55歳のおっさんが考える「最近の若いもんは」

雑感編


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■昔の部下が抱えていた苦悩
先日、昔部下だった男から連絡をいただいた。「久しぶりに飲みませんか」ということだった。俺は失業中でカネもないしと丁重にお断りすると、
「水臭いなあ。ご馳走しますから」とやさしい一言。
「それを先にいえよ。2次会もいっちゃう?」とひょこひょこ出掛けて行った。

彼は俺よりも8つほど年下だから、40代後半に差し掛かったころだ。10年程前に立ち上げたベンチャーが好調で、羽振りはよさそうである。まあ、しかし人材育成にはかなり苦労しているようで、
「最近の若いもんはまったく考えが読めません。常識を知らないというか、人の考えを考慮しないというか・・・」という。
「ふーん」と俺は話半分に久々に口にする上質のスコッチを楽しんでいたわけだが、
「何か策はないですかね?」と彼。
「え?何が」
「だから、現代の若い世代についてですよ。理解する方法というか」
彼はカネを持っているだけではなく、誰もが「ハハー」っとひれふすような輝かしい学歴もある。
「うーん。お前にわからないんだから、俺にはねえ」
「そうですか」
「でもさあ。俺からすれば、新人類のイケイケ青年であったお前の気持ちを読み取るのにも、ずいぶん苦労させられた気がするけど」
「僕がですか?」
「そうさ。宇宙人じゃねえかこいつ、と思えたくらい違ったしな」
とまあ、そういうわけである。

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■いつの時代にもある「最近の若いもんは」
実は「最近の若いもんは」ってのはソクラテスもボヤいたそうであり、いつの時代でも異なる世代の考え方を読み取るのは難しいものだ。でも、だからまったく発想や考え方が異なるかというと、核たる部分に大した相違はないものだ。
たとえば「永ちゃん最高」とリーゼントで騒いでいた世代がおっさんになり、その子供が「EXILEっていいよね」といったところで、所詮は日本の曲に興じていることはかわらないし、そもそも日本に根付く文化や風習はしっかりと継承していたりする。
また、現在の若い世代だって、20年もすればおやじとなる。時代は移りゆき、
「え?2000年代に生まれたんすか?HEISEI?それってどんな時代っすか?」なんてつっこまれることになることに変わりはない。

つまり、巡っているのだ。

育つ環境によって、まったく異なる生物がうまれるように見えるものの、それは単に歳を重ねることによって自分が成長し、変化した証であり、自分が若者であったときは、案外同じような考え方を持っていたものなのだ。

だから、「最近の若いもんは」なんて一言で片付けるのではなく、今の若者がどのような行動をとるのかを、しっかりと把握する必要がある。また、彼らが成長してきた時期の文化的背景をしっかりと把握した上で、自分の若かった頃と照らし合わせてみることが必要となる。すると、彼らの行動パターンのおおよそは理解できたり、理解できないまでも把握することはできるものである。

これは別でも書いたが、最近の若者のモラル低下が深刻化していると危惧するおっさんのモラルも案外なっていないことが多い。
「最近の若者は、なんでこんなにモラルがないんだろう?」
と頭を抱えるおっさんがいたなら、その原因はその当人にある。
親や先人がしっかりと指導すれば、若者はそれを理解する。しかし指導を怠れば、若者はそれを理解する機会を逸してしまう。それだけの話である。

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