50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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風呂に毎日入る必要があるか否かの考察


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■毎日お風呂に入る習慣

俺は毎日風呂に入らない。まあ、夏場の不快なときはさすがにシャワーを浴びることはあるが、それ以外は、せいぜい数日に1回程度の割合ではないかと思う。しかしこれを友人知人に話すと「きったねえなあ」と言われたりする。

ただ、俺的に自分が不衛生な生活をしているとは思わないし、むしろ衛生管理に対する意識は、比較的高い方ではないかと自負している。

ではなぜ、毎日風呂に入らないかというと、その必要性を感じないからだ。若い頃ならわからないでもないが、ミドルとなれば代謝効率は低下するはずなので、日々肌をごしごしと洗わなくても、肌が不衛生になることはない。また、このサイクルに慣れてしまうと、1日2日風呂に入らないからフケが出るなどと言うこともない。

そもそも日本人が毎日風呂に入る習慣を身につけたのは、インフラが整備された高度経済成長期以降の事だから、その歴史はわずか数十年程度でしかない。それ以前は、桶に水を入れて身体を洗う行水か、もしくは江戸時代には大衆化していた銭湯を利用していたことが予想されるが、その頻度はせいぜい3~5日に一度であったとされる。

また、日本人の多くが毎日風呂に入っているので、それが人類の常識のように思われている方もいらっしゃるようだが、そもそも風呂という概念を持たない国も多い。国によっては沐浴で済ませていたりする。また、お風呂=お湯という概念がなく、単に水を浴びるだけという国もある。毎日風呂に入るという習慣は、世界共通の常識とはいえないようである。

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■スポンジでゴシゴシ身体を洗うリスク

俺は身体を洗う際に、スポンジなどを一切使わない。石鹸やボディソープを手にとって身体を擦り、あとはお湯で流すだけである。これについては、「そんなんできれいになるのか?」という意見があるが、最近では反応のニュアンスに若干の変化が感じられる。実はこの洗い方、若い方を中心として、かなり浸透してきているらしいからである。

そもそもスポンジでゴシゴシと身体を洗うのは、肌を傷つける要因のひとつと考えられている。女性の多くは、洗顔の際に泡を用いたりするようだが、そこまで気を使って顔を洗う方々が、スポンジでゴシゴシ身体を洗うことに矛盾を感じないのかと、少々疑問に思ったりする。

また、外界の菌と接するリスクの最も高い手を、皆さんはどのように洗われているだろうか。身体を毎日ゴシゴシと洗われている方でも、案外手洗いは、軽く手をすりあわせて終わりということはないだろうか。

慣れてしまうと、それを常識としてとらえる傾向がある。毎日風呂に入ることが習慣化し、しかも多くの方がその習慣を取り入れている場合、それが常識として定着することは確かである。

しかしその常識が、最善なものであるか否かはわからない。案外リスキーな事であっても、身体に良いことと誤認識して習慣化させてしまっていることは少なくない。

まあ、風呂の場合気持ちがよいのが好きなので毎日入るというのは納得できる。しかし、毎日ゴシゴシと肌を削る行為は、衛生面以外の点において、少々リスキーなことであることも、ご自分なりにお調べいただく必要はあるかもしれない。

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