ミドルが持っておいて損はない料理の腕
■料理ができることで享受できる事とは
ミドルになられて、これといった趣味を持っていないのであれば、料理の腕を磨くのを趣味の一つとして持たれてみてはいかがだろうか。料理ができるとできないのでは、その後の生活にも大きな差が生じることすらあるからである。
俺はガキの頃、厨房のバイトなどもやったので、おおよそのものであれば、自分でつくることができる。まあ、すごくうまいという域ではないが、最小限の食材で、なんらかの料理を、栄養のバランスを考慮しながら作り上げることくらいなら問題はないと自負している。
さて、料理ができるとどのようなメリットを享受することができるのだろうか。これ、結構いろいろと享受できるものである。
自分でなんでもできるわけだから、食べたいものを作って食べることができる。たとえばカツ丼がたべたいと思えば、玉ねぎと卵くらいは家にあるだろうから、カツさえ買ってくれば、すぐにカツ丼を食べることができる。まあ、この程度なら誰でも簡単にできるかと思う。でも、このように選択の幅が広がる。
また、もう少し凝ったものがつくりたいと思えば、食材の買出しから楽しむことができる。まあ、あんまりカネをかけてしまうと、奥さんに怒られてしまうが、安くしかしおいしい料理をつくることができれば、ある程度であれば納得してもらえるかもしれない。
■奥さんの点数を上げることは容易
なお、奥さんのあなたに対する点数をあげる機会は、料理さえできればいくらでもできる。
たとえば、週末の朝、あなたは奥さんよりも早くそっと起き出して、ちょっと素敵なブレイクファーストを作ったりする。洒落た洋食でも良いし、手の込んだ日本の朝食でもよいだろう。すべてセッティングをすませてから、奥さんを起こせば、ちょっとは喜んでもらえるはずである。
また、ちょっとしたパーティをふたりで行う際、奥さんには、ゲストとしてリビングでもくつろいでいてもらい、ディナーをあなたがつくれば、常日頃の家事から開放されることから、ストレス発散の機会となるはずである。
なお、男が料理を作る際には、注意しなければならないことがある。それは、できうる限り予算をかけずに、しかもおいしい料理をつくること。そして、作るだけでなく、必ずすべてをかたずける所まできっちりと行うということである。
中途半端にやってしまうと、奥さんの負担が増えるため、あまり有り難がられないからだ。
ただ、このような配慮を定期的に行うことで、熟年離婚を突然突きつけられるリスクを低減させることができる。主婦とは24時間の業務といえる。たまには、その一端を夫が担うことで、積み上がるストレスを軽減することができるからである。
しかしそれでも、離婚させられてしまったとしよう。でも、困ることはない。あなたは、自ら料理をすることができるからである。
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