50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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「どれだけやれば成功できる?」では99%の確率で成功できない理由


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人はそれぞれ自分にとっての理想的な未来や夢、願望を持っているものだ。特に経済的な側面における願望は強いように思う。

たとえば、お金持ちになってリッチに生活したり、自由な生活がしたいといったものだ。日々生活に困窮しながらも、過酷な労働を続けていればそんな願望が沸き上がるのは当然の事だろう。

昨今ではインターネットの存在があるので、実際の成功者を見つけ出すことは難しい事ではない。自分の夢の到達点に今いる人に話をきくことができれば、それは自分の夢を実現するための最も有効な手段となる。そこで早速その人にアクセスをして、質問をすることになる。

「どれだけやれば、あなたのように成功できますか?」

ところがこの質問から入ってしまう人の99%は、成功を手にすることができない。
今回は、そんな話題について考えを進めることにしよう。

■初段階において90%の人が淘汰される

自分の夢の到達点にいる人に対して「どれだけやれば」と知りたい気持ちについては、私自身とてもよくわかるし、実際に私も常にそれを知りたいと考えていた。成功者が何を行ったのか、どの程度の努力を重ねたのかを知ることができれば、それを行うことで、目標とする地点までいち早く到達できるはずである。

同様に考える方は多いようで、ネットを見ていると様々な分野において、このような質問を投げかける方を目にすることになる。ところがこの質問から入ってしまうと、結果として成功を得ることができなくなってしまう。

ではなぜ、この質問から入ってはならないのだろうか。

仮に先の質問に対してある成功者がこのような回答をしてくれたとする。

「個人差はあるので一概にはいえないけど、次に示す100の工程を行えばいいんじゃないかな」

質問者は「なるほど」と思う。

さて、およそ90%の人は、その情報を得たことで満足し、翌日からいつもと変わらぬ日々を送る。つまり、結果として行動を起こすことはない。これについては大変不思議なことだが、どのような行動であれ、これまで経験がなく、結果に確証が持てないものに対して、人の90%はそれを実現に移すことはない。

■実際に行動に移す10%の人を襲う苦悩

しかし残りの10%の人は、成功者の言葉に奮起して実際に行動を始める。
「100のことをこなせば、ボクもあの成功者のようになれる!」
期待は膨らみ、モチベーションも上がる。しかしこの中の70%の人は、成功者の提示した100の工程をこなすことはない。

「本当にこんなことを続けていていいのか?」
「実際には無理なんじゃないか?」

確証を持てない作業を続ける中では、多くの疑念が沸くものである。およそ7割の人はこの疑念に打ち勝つことができない。

結果として全体の3%の人が成功者の示す100の工程をクリアする。

「全体の3%に残れば、成功者になれるわけだな!」

いやいや、話はまだ続く。実は、成功者の示す100の工程を経たからと言って、成功者となれることはまずない。実際に、それだけやってみても、なんら成功を手にすることはできない。つまり何も変わらない。

「どういうことだ?」
「やっぱり成功なんかできないじゃん」
「あいつは嘘つきだったのか?」
「やっぱり僕には無理だわ」
「ビジネスはそんなに甘くない」

さまざまな思いが沸き起こり、挫折感や怒りとともに残り10%の9割は、結果的に成功を手にすることなく、元の生活へと戻ることになるわけである。

■質問以前に持つべき意識とは

「おいおい、それじゃあどうすれば成功できるんだよ!」
と、思われることだろう。

実は「どれだけやれば成功できますか?」の質問自体には問題はない。しかしこの質問に重きをおいてはならない。また、この質問以前において、しっかりとした意識を持つことが不可欠となる。

それは「ボクは必ず目標地点に到達する」という決意と断定である。つまり、決めてしまうことだ。決めてしまえば、その工程が100であろうが、1000であろうが大きな問題ではなくなる。100やってダメなら方法を変えて100をやる。それでもダメであれば試行錯誤の上でまた行動といった形だ。

目標地点に達することのみにフォーカスしているので、その工程が少なくても多くても、それはあまり問題にはならない。最終目標は目標地点に立つことであり、その道が如何に険しくとも、達成するまでやり続けるしかないからだ。

「でも、効率的な方法の模索は必要なのでは?」

確かにその通りではある。しかし効率ばかりに囚われていると、効率が悪ければそれだけで目標地点に到達できないことになる。これでは結果的に意味がないのだ。

しっかりとした決意のもと、試行錯誤や努力、行動の連続となるはずだ。それは決して楽な道ではない。しかし、そんな行動を続けていると、次第にあなたにはノウハウが蓄積されていく。

あなたはいずれ目標地点に立つことに成功する。それは一言では表すことができない道のりだったことだろう。結果として、同じ方向へと歩み始めた100人のうちの一人にあなたはなる。

そんなある日、あなたにはメッセージが届く。
「どれだけやれば、あなたのように成功できますか?」
あなたは「やれやれ」と思う。

しかし同様の質問が複数届くことから、あなたはこれまでの工程を振り返り、次のようなメッセージを返信することになる。

「個人差はあるので一概にはいえないけど、次に示す100の工程を行えばいいんじゃないかな」

ところが、メッセージを受信した人の99%は、なぜかあなたと同じフィールドにやってくることはない。

ちなみに私は、底辺の最低男であり成功者ではない。これは私の持論ではなく、実際のビジネス成功者の受け売りである。よって私自身、ありがたく受け止めたいと考えている。

本ブログの読者の方と共有したいと思ったことなので、密かにお伝えした次第である。もし、あなたに夢がおありなら、参考にしていただければ幸いである。

 


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