50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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【単身者編・第1話】50代で貧乏なあなたが困窮生活から脱する方法


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■今回は単身者編

前回、50代で貧乏な方が、困窮生活から脱する方法の既婚者編を紹介した。既婚者の場合、家族がいるわけだからライフスタイルの大幅変更や意識改革を、家族単位で行う必要がある。これは、とても大変なことと言える。

しかしその一方で、家族で一方向を向くことができれば、改善の道は意外に簡単に切り開くことができる。なぜなら、支出削減と収入増加策を家族全員で行うことが可能となるからだ。また、そんな努力の中で、家族同士の絆も深まることから、ひとつの集合体としての困窮生活脱出策を講じることになる。意識をひとつにして、協力し合いながら苦境を乗り切るのは、一人で努力を重ねるよりも、心強いものがあるはずである。

「いいねえ。でも俺独身だしな」

昨今では、困窮生活に苦しむ50代の方の中にも単身者は少なくない。孤独に耐えつつも、日々の過酷な労働を余儀なくされ、それでいながら生活はまったく楽にならず、しかも将来に対する大きな不安が付きまとう。そんな状況下に置かれている方々も決して少なくはないはずである。

しかしご安心頂きたい。あなたが貧乏であり困窮生活にあえぐ50代の単身者であるならば、そして、これまでの悲惨な状況から抜け出したい、もっと明るい未来を築きたいと真剣に思われていらっしゃるのであれば、実は既婚者よりも容易に、それを実現することは可能だ。なぜなら、あなたご本人が決意すれば、それだけですべてを変えることができるからである。

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■収入を増やすことなく困窮生活から脱する

困窮生活とは、お金が足りない生活状態をいう。お金が足りないので日々の生活が不自由となり物理的精神的な重圧を受けることになる。お金が足りないわけだから、困窮生活から抜け出すためには、収入を増やせばよいと考える。しかし50代でまともな仕事に就くことはできないので、収入を上げることができない。よって困窮生活から抜け出すことができない。未来に希望を持つこともできず、荒んだ生活が続くことになる。基本的にはそんな流れであるはずである。

しかし実は、収入を増やすことなく、困窮生活を脱する策は存在する。それは、支出を極限までに削減する方法である。「今でもギリギリの生活なのに、これ以上の削減などできるはずがない」と、多くの方が思われるはずである。

ところが、そんな人々の家にお邪魔すると、そこには多くのものがあふれていることがある。高価なものはないものの、何のために使うのか、本当に使うのかがわからない物で埋め尽くされている。積みあがるゴミは、空のペットボトルやコンビニ弁当の容器だ。数々の雑誌もここそこに散乱している。また、一人での生活にもかかわらず、1DKや2DKのアパートやマンションに住まわれていることすらある。

さて、部屋に散乱する多くのものは、お金を出して購入したもののはずである。また、アパートやマンションには、月々の家賃が発生している。このライフスタイルを変えることなく、他に使うだけの金銭的余裕がないからと、それが困窮生活だと思われているのだ。

■困窮生活から脱することに成功した50代の同輩

ということで、3年ほど前に困窮生活から脱すことができた同輩をご紹介しようと思う。非正規で働く当時の彼の給与は手取りで19万程度であった。このうち8万円程度が家賃ならびに公共料金などの固定費で消える。また、足りない生活費を補うために借金を重ねたことから多重債務を抱えている。毎月の返済額は5万円程度支払っている。さらには、非正規の場合交通費の支給が無いに等しいので、自腹でこれを賄う必要がある。これに約1万円。するとどんなに節約しても月中には、お金が底をついてしまい、どうにもならなくなるという状態だった。確かにこの状態、どうにもならない。

「生活を抜本的にリセットしてみないか?」と俺が言うと「どういう意味?」と彼は目を丸くした。

■立ち直るために講じた戦略

困窮生活から脱出するためには、収入を上げるか支出を下げるかの方法に限られる。しかし収入を上げることができないのであれば、支出を下げる以外に方法はない。しかし彼には、その余地は十分に残されている。

まずは借金対策だ。借金を抱えている場合、自己破産をしてしまうのが最も簡単である。再生を目的として合法的に債務が免責されるわけだから、これが最も早い。仕事が少なくなったと嘆く司法書士も多いと聞いていたので、比較的安く仕事を請け負うことが予想できた。なお、これらの手続きの手数料は、免責がなされた後に分割で支払えば良いようだった。

借金のすべては、カードのキャッシング枠もしくは、消費者金融であり、連帯保証人に第三者が介在していることはなさそうだ。また、天涯孤独の彼には、これといった資産も貯金もない。であれば迷うことはない。

次は、生活の抜本的な改善である。まずはコンビニ依存から脱する必要がある。コンビニは文字通り便利さが売りだが、その利便性には実はお金がかかっている。無駄な出費を削減するためには、便利さを捨てることが手っ取り早い。

「でも俺、料理なんかできないけど」と彼。しかしそんな彼もラーメンくらいは作るようである。また、長いこと使っていないものの炊飯器もある。

まずは主食だが、コメ、トースト、パスタ、そばなどをスーパーで調達する。料理はできないので、1食換算で100円以内のオカズを用意する。たとえば、魚の缶詰、レトルトのカレーやパスタソース、納豆などは、スーパーであればすべて100円以内で調達できる。また、これらはどの主食と合わせても食することが可能だ。

野菜が必要の場合も同様に、1食100円以内のものを調達する。たとえばキャベツの千切りを一袋買っても100円はしないし、3食程度に分けて食べることができる。野菜本来の栄養素を得ることはできないものの、ペットボトルの野菜ジュースを購入し、冷蔵庫で保存しつつ小分けに飲めば、ある程度の補給は可能となる。朝食は、シリアルと牛乳、それに100円程度で5本買えるバナナを一本がお勧めである。

「朝と昼は自分で作れってことだね」と彼。
「いや、職場の昼食もコンビニ禁止ね」と俺。
「え!弁当も作るわけ?」

手弁当を持っていく必要があるわけだが、彼は料理ができないので、タッパーにご飯を詰める。余裕があれば梅干を入れるとか、のりを敷くくらいはできるはずである。おかずは、魚の缶詰などを持参すればよいし、前日の残り物があればそれを入れても良い。飲み物に関しては、ポットに夏は冷水、冬は暖かいお茶を詰める。肉体労働の場合は、夏の冷水に砂糖と塩を少々まぜておくと良い。

■日常の中に潜む大きな穴をふさぐ

実は彼は、コンビニで1日、2000円弱平均のお金を使っていた。他にはさほど目立った出費はないが、これだけで月6万円ものお金が飛ぶ。固定費と借金を収入から差し引いた額が、3万円程度しかないわけだから、これでは足りるはずがない。そこで今後はコンビニ禁止を提案した。

「雑誌とかビールが買えないけど・・・」

雑誌は図書館にもバックナンバーがあるものだったので、休みの日にタダで読むことを提案した。また、ビールは高いので、アルコール専門のディスカウントショップで格安の焼酎を買って凌ぐように勧めた。さて、その結果、食費を中心としたコストは、1日650円程度、月2万円以内となった。つまりこれだけのことで、月4万円程度の支出削減になった。

また、自己破産は、申請した時点で支払いをストップできるので、返済の5万円はそのまま浮くことになった。つまり、月9万円程度の支出改善が可能となったわけである。これまでの不足分を考慮しても、月6万円程度はお金が残ることだろう。

「ありがとう。ずいぶん楽になったよ」
「でも、浮いた金には一切、手を付けてはいけないよ」
「え?どういうこと?」
「君の本当のリセットは、これから始まるからだよ」

・・・つづく

 




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