50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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困窮状態からは一刻も早く抜け出さなければならない


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たとえば1万円であったとしても、月末に足りないとするならば、それは困窮状態の入り口に立っていることになる。また、足りないのが1万円であったとしても、それは多大なストレスをあなたに与えることになる。とてもではないが気楽とはいえなくなる。

よって困窮状態からは自力で一刻も早く抜け出す必要がある。今回は「困窮状態からは一刻も早く抜け出さなければならない」というお話をしてみることにしよう。

■困窮状態とは何か?貧乏とは何が異なるのか

本ブログでは貧乏ながら気楽な人生をお勧めしている。しかし困窮状態からはいち早く抜け出さなければならないと考えている。さてでは、貧乏と困窮はどこが異なるのだろうか。

「ほぼ同じじゃね?」

これについては以前も記事として書いた記憶があるが、ちなみに困窮とは、貧乏で生活に困ることをいう。ということは、貧乏でありながら生活に困っていなければ、それは困窮状態にはないことになる。

ところが、年収1000万円を超えていても困窮状態に陥ることがある。年収はあるものの使えるお金がなく、生活に困り果てる状態である。

「そんなことあるのか?」

と思われるだろうか。しかしこのような問題を抱える人は決して少ない数ではない。月々の固定費やローンの返済に追われ、銀行口座に振り込まれた給与は右から左へと消えていく。このため、生活費が確保できない状態となるのだ。

■困窮状態は人の心をも貧しいものとする

困窮状態のリスクは、人の心をも貧しくする点にある。日々お金の必要性を考えていながらも、お金は沸いては来ない。よってこのストレスがずっと続く。すると、社会に対する怒りがわき起こることになる。

社会が悪い、時代が悪い、ライバルの存在が悪い、タイミングが悪い。そしてそのすべてに対して嫌悪感を抱くことにもなる。

また、当人が困れば家族も困った状態に陥ることになり、その不満は当人にも向けられることになる。家族との諍いは、数千円のショートであっても十分に発生することだろう。

お金があればすることのない喧嘩も絶えない。お金が無いときに限って、さらにお金がかかる事象がふりかかることもある。お金があればそれを支払うことでことが足りるが、ない物はは払うことができない。よってその請求自体に腹を立てることにもなる。

「人生とは何とも生きにくいものだ」

あなたは言いしれぬ怒りを持って日々を過ごす。当然のこと周囲の人々は、そんなあなたを避けることだろう。すると孤立した状態になる。友人も知人も寄りつかず、社会から孤立した状態の中でさらに困窮状態は深刻化していく。しかし誰も助けてはくれない。

■困窮状態から抜け出す方法とは

困窮状態がすいぶんと過酷なものであることについて、ご理解いただけただろうか。これでは当然気楽には暮らすことはできないし、幸せな人生を歩むことも当然出来ない。

さて、どうしようかということになる。

困窮状態の度合いにもよるが、実は多くの人はこの状態から意外に容易に抜け出すことができるものだ。

特に数千円から数万円程度の不足であれば、翌月からはそれを解消するのみならず、月々貯蓄を積み上げることもできるようになる。これについては以前も記事にしたことがある。方法は2段階で行う。

まず最初のステップは、固定費を根底から見直すことだ。不要なサービスのすべてを排除するとともに、無駄に支払うことになっている部分を削減する。

家賃が負担であれば、格安の部屋に移転することも考えたいし、独身で実家をお持ちであるのなら、実家に戻るだけで家賃全額を浮かすことができる。

携帯などの通信料金も見直し、NVMOなどの格安SIMに切り替えることで年間数万円の単位でコストを削減することもできるはずだ。

固定費を根底から見直すだけでも、毎月数万円を浮かせることができる。これでステップ1は完了となる。

さて、次はステップ2だ。これについては日々の支出について改革を行う。

支出を抑える方法として「節約」を挙げることができる。しかし節約は意外に難しいしその効果は期待するほど大きな物ではない。特にこれまで無駄遣いが過ぎた人々が節約で成功する確率はきわめて少ない。

そこで意識改革を行う。

困窮状態から抜け出すことで得られるメリットは多大であることをしっかりと認識した上で、まずは日々お金を使わないことを念頭に置く。

「お金を使わない?それじゃあ生活ができないではないか」

基本的な生活は固定費によって維持できる。あとは食費があれば良いわけだが、基本的に自炊に切り替え、食材に気を使いつつも必要最小限の食材を購入してそれで食いつなぐ。

そしてそれ以外のものについては、基本的に買わないことを念頭に置いておく。

お金をつかわないのだから、財布の中のお金は必要がない。最初から無銭状態で行動するのは難しいというのであれば、財布の中身を半分から1/3程度に圧縮してしまおう。

お金遣いが荒い人の場合、これらふたつのステップにおいて、月10万円以上の支出を浮かせることができる。すると、収入を上げることなく、困窮状態から抜け出すことができるはずである。

是非ともお試しいただきたい。きっと精神的ストレスからもすぐに解放されることだろう。


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