50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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貧乏ながら気楽な人生とは何か


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すでにご存知のように本ブログには「50代からの貧乏ながら気楽な人生」というタイトルをつけている。また、実際に貧乏ながら気楽な人生を実現するための方法について、あれこれと語ってきたつもりである。

さて、今回は基本に立ち返り、「貧乏ながら気楽な人生」とは何かという部分について少々考えを進めてみたい(でもこれ、以前にもやったような・・・)。というのも、「貧乏であるのに、気楽な人生など本当に歩めるんでしょうか」といったご意見を先日頂戴したからだ。

結論から申し上げて、貧乏ながら気楽な人生は実現可能である。というよりも、貧乏だからこそ気楽に過ごすことができるといった考え方もある。では早速、貧乏ながら気楽な人生とは何かという点について迫っていくことにしよう。

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■貧乏の本質的概念とは

まずは貧乏の概念についてから考えを進めたい。ちなみに辞典などで「貧乏」という言葉を引いてみると、そこには「収入や財産が少なくて生活が苦しいこと」といった類の意味を知ることになるはずである。一般に「貧乏」は、このような意味合いで認識されているはずだ。

確かに貧乏なのだから、収入や財産が少ないのは避けることができない。しかし「生活が苦しい」という部分は、実は生活改善を図ることで、いくらでも軽減したり無とすることが可能となる。それだけではなく、収入や財産が少ないにもかかわらず、毎月貯蓄を積み上げることができるようになる。

ただし貯蓄とはいえ、月々積み上げることができる金額は少額ということになる。しかし一般に認識される少額のお金であっても、とても大きな効力を持つ。「いったいどういう意味?」と思われるかもしれない。これには若干の説明が必要となる。

■気楽な貧乏人への道

もともと貧乏、つまり収入や財産が少なくて生活が苦しいのは、一般的な生活を送る上で必要な金額を、収入では確保できないからである。つまりお金が足りないのだ。お金が足りなければ不自由に感じることも増える。旅行へ行くことはできないし、必要なものを手にすることはできない。このため、生活を苦しく感じることになる。また、収入額は容易には上げることができない。苦しい生活が果てしなく続く。抜けることができないストレスは多大なはずである。とても気楽になど生きることはできない。

ところが自分の意志で操作することができる部分がある。それは支出部分である。ただし、これまでの生活をそのままに支出部分を調整することは難しい。そこで、まずは意識を変える。目的は苦痛からの開放だ。苦痛を取り除くことができることを飴として、お金を使う生活から、なるべくお金を使わない生活へと意識を変える。

生活すべてにおいて、お金を使わずに済ませることができることを考えていく。また、固定費も徹底して削減する。家賃や公共料金など削減できる部分を削減していく。住まいを変更することも検討したい。加えて断捨離を徹底し、生活に不可欠なもの以外のすべてを処分する一方で、不可欠な物以外を家に招き入れない。すると快適な生活が実現するのにもかかわらず、お金がかからない生活環境を徐々に実現することができるようになる。

たとえば、月収15万円で生活が苦しいと感じていた人が、意識を変えるとともに、生活環境を徐々に変更していくと、月10万円程度でも生活できるようになる。これまでは月末までお金が持たず生活が困っていたのにもかかわらず、月末を迎えても5万円程度のお金が残るようになるものである。

■自分で決定できるお金の価値

よってこの5万円は毎月貯金へと回す。年にして60万円の貯金が可能となる。年60万円の貯蓄が大きいか否かの判断は人によって異なるだろうが、この人の場合の60万円はとても大きい。なぜなら、月10万円程度の支出で生きていける環境を得ているので、60万円あれば、およそ半年間生きていくことができるからである。

ちなみに月60万円の支出の人が半年生きるためには、360万円のお金が必要となる。お金の価値は、同じ額でも人によって大きく異なるわけである。

さて、1年間働くことで半年収入がなくても生き抜いていくことができる貯蓄環境を得たこの人、変わらずに低所得者である。しかし毎月確実に貯蓄額が積み上がっている。贅沢はできないものの、たまには旅行を楽しむこともできる。必要なものであれば、すぐにでもそれを手にすることができる。

万が一職を断たれても、明日から路頭に迷うと頭を抱えることもないため、理不尽だと思われる仕事であれば、辞めてしまうことも可能だ。しかも月15万円程度の仕事なら、転職についてもさほど困ることはない。多重債務に陥ることもなく、よって高い金利ののった返済に苦慮することもない。

この人の生活は果たして苦しいものだろうか。貧乏でありながらも、気楽な人生を歩む事に成功しているとは思われないだろうか。

必死に働いては、それをすべて使い尽くす自転車操業的な生き方もそれはそれである。よってそんな人生を否定してはいない。常に上のライフスタイルを目指すのとは異なるひとつの生き方を、本ブログにおいては「貧乏ながら気楽な人生」と称しているわけである。

なお、詳細については、本ブログ内にちりばめてあるので、お時間がある時にでもお読みいただければと思う。過酷な日々を送られており、しかもそれを不本意に思われているのであれば、参考としていただくことができるかも知れないからだ。

 


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