50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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56歳ニート男の存在を知った55歳の俺が思う事


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■うらやましき56歳ニート男

俺は基本的にテレビを観ないので知らなかったが、56歳で年金暮らしの母親に寄生して働かずに生きる56歳ニート男について番組が組まれていたようだ。あれこれ検索すると動画サイトにその番組の一部がアップされていたりもした。

ネットにおける反応は、総じて批判的なものが目立つ。まあ確かに、大の大人が職にもつかずしかも母親の年金に頼っているわけだから、反感をかっても致し方ないことかもしれない。しかし俺は、ちょっとうらやましくも思った。

そもそもニートの概念には、35歳までという年齢制限があるため、実は56歳ニート男とは存在し得ないのだが、それはさておいて、彼の場合養うべき妻子はいないだろうから、自分が最低限食べていければいい。また、住居にしても家賃は発生していないのだろうから、とりあえずカネがなくても何とかなってしまうのかもしれない。つまり自己が負うべきコストはすべて母親の年金に依存しても足りる額であり、とりあえず生きていくことができる状況にある。

一方、俺の場合はどうだろう。父は他界したが母は自分の年金で楽しくやっているので親孝行ならぬ子孝行で助かっている。それでも自分の家族が生きていくには金がかかり、誰に寄生するわけにも行かない。よって、良し悪しは別としても56歳ニートの生活をリピートすることは俺にはできない。

しかしもし、俺が56歳ニートであるならば、じっくりと自分が取り組むべき仕事を作り出していこうとするんじゃないかと思う。そもそも、何もしなくても生活が成り立っているのだから、時間はあるはずである。だからその時間をうまく使って、小さくても良いから、そして当初は儲からなくてもよいから、とにかくは徐々にでも膨らませていくことのできる仕事を作り上げることだろう。また、その仕事が小さくても収益を上げるまでの間は、週に3,4日程度アルバイトをして最低限の活動資金を調達しようとするに違いない。

母親に寄生していること自体は恥ずかしいことではあるが、わざわざ取材に応じてテレビ局を儲けさせる必要もないだろうにとも思う。取材費名目でのカネがものをいったのかもしれないが、親子の問題なのだから、親子がそれでよしとしているのであればそれはそれである。

しかし、とりあえず働かなくても生きていくことができる状況下にあるのなら、そしてたっぷりとした時間もあり、たぶんはまだ自分で動けることができる年齢にあるのなら、一歩先を見据えた生き方を選択されればと、ヤッカミ半分に思った次第だ。

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■私たちは誰のために働いているのか

生きるということは、案外大変なことである。正社員として働くサラリーマンは、現在では勝ち組に属するようだが、そんな彼らとて8割の人間が、自らの立ち位置に何らかの不満を持って働いている。また、非正規労働者の多くは、将来の不安と薄給の苦しさに喘ぎながら日々を過ごしていたりする。

俺からすると仕事があること自体がうらやましいことであり、働いている人々は、総じて勝ち組に思えるわけだが、では、何のために働くのかということを考えると少々気分が重くなったりもする。

「豊かになるため」「家族の生活を維持するため」「子供を育てるため」などその理由は様々であるはずである。しかし基本的には「生きるため」ということになる。
つまり現在の社会構造においては、生きるためには何らかの労働をしなければならないことになる。
「働かざるもの食うべからず」
こんな言葉もあるくらいだから、はやり生きるためには働く必要があるのだろう。

しかし考えてみていただきたい。豪邸に住んで高級車を乗り回し、海外旅行に行きまくるのなら別だが、質素な食事で、とりあえず寝ることのできるスペースを確保するためだけに、果たしてそんな過酷な労働が必要なんだろうか。

実際、56歳のニート男は、母親と二人で8万円の年金を使いながら生活をしている。母親の貯金も食いつぶしているようなので、+αを考えたとしても、二人で10万円程度の生活費で生きているに違いない。切り詰めていけば、この程度の生活費でも生活できるわけだ。まあ、家族構成が多くなればこれでは足りないが、その分働き手が増えるわけだから、一人6,7万円程度は月のノルマとして各々が稼ぎ出せば、案外生活は成り立つような気もする。

さてここで、これをお読みいただいているあなたに質問である。
「あなたの月収は手取りいくらですか?」
この答は人それぞれであることだろう。

しかしもし、30万円以上の金額をお答えになり、しかも仕事が激務でなおかつ生活が苦しいと思われているのであれば、きっと、56歳ニート男とは別の側面において、何かが間違っているかもしれない。豊かになりたいと望むのは、誰もが願うことだが、小さな頃からそれが正しい道だと洗脳されてきたことの影響も大きい。

さて、では私たちが必死に働くことで、得するのは誰だろうか。本人とその家族だろうか。いや、激務と貧困の双方に喘いでいらっしゃるのなら、決して得をしているわけではなさそうだ。では、得しているのは誰か?

それは、公務員と資産家である。私たちは公務員と資産家のために一生懸命働いているといえる。何故そんなことになるのかについては、また機会があれば、その時にお話しすることにしよう。

一度だけの人生である。仕事が充実して楽しいしやり甲斐があるというのであれば、それは最高なことだ。幸せな人生である。しかし、毎日が必死でなおかつ貧困からの脱出が難しいと考えられているのであれば、今一度、自らの人生をしっかりと見直した方がよいかもしれない。きっと、別の生き方も存在するはずだからである。

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