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50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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若返り技術は本当に具現化するのかを考える55歳


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■多くの人間が願望を持つ若返り

年齢を重ねると、若返りの方法を模索する傾向があるようである。とくに女性の場合はその傾向が顕著であり、よって「アンチエイジング」なる商品が売れたりする。確かに、ばあさんよりは若い子の方がビジュアル的にもいいわけで、そんな想いは男の俺としても十分理解できる。

また、男だってじいさんよりは若い身体の方がいいと思っている人は多いだろうし、俺とて年々劣化しつつある身体を何とかしたいと考える。鏡に写る自分を見て「最近結構老けたな」なんて思ったりする。

ただ、俺の場合女性ほど過度な欲求はなく、まあせめて30~40代くらいの身体がキープできたらいいかななんて勝手に思っていたりする。まあ、そう思うだけで、アンチエイジング的なことは特に興味はない。しかしジムに通って筋肉を落とさないようにしていたり、体型が崩れないようにはしているので、考えようによっては、しっかりとアンチエイジングをしている部類に入るのかもしれない。

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■若返り物質NMNの存在

さて、多くの方々が望む若返りだが、最近になってそれを実現するんじゃないかという物質が発見され、すでに臨床試験段階に入るということを知って少々驚いていたりする。

この物質、NMN(Nicotinamide mononucleotide)というんだそうだが、どうやらサーチュイン遺伝子に働きかけることができる機能を持つらしく、マウス実験では、人間換算で70代を20代にまで若返らせることに成功しているんだそうだ。

身体自体を若返らせることができると、実は数多くの難病を克服することができる。たとえば痴呆症や糖尿病など、現代の医学では完治させることが難しい病も、治る可能性が高まるわけだ。さてさて、大変な世の中になったものである。単なるアンチエイジングの域を超越し、身体自体を若返らせることが現実となるかもしれない。

昨今ではコンピュータの演算速度の飛躍的な向上により、人ゲノムのメカニズムもかなりの割合で解明が進んできているという。もともと人間には、細胞を自ら殺す機能を持つ遺伝子が存在するという。つまり、加齢とともに老いていくのは、自然のことではなく、老いていく働きが機能していることになる。

生物は、遺伝子を継承する上で、その時々の環境に順応していく必要がある。一個体があんまり長いこと生きて、世代交代がなされないと、遺伝子の継承がない。よって、遺伝子の視点から見れば、あまり長く生きても意味がないということなのかもしれない。ところが、この自然の摂理を、今後の科学は少しだけ曲げてしまう可能性が浮上したという事になる。

 

■若返りが一般化した世界で起こること

さて、そんな薬が実際に開発され、誰もが今よりも若い身体を手にすることができるようになったなら、どのようなことが起きるんだろうか。

そもそも、これまでに考えてきた人生設計は、大幅に変更する必要があるはずである。たとえば、俺は今55歳だが、服用をはじめて5年後、60歳において30歳の身体を手にするとしよう。すると中身はじじいのくせして、まだまだイケてる男ということになる。

すると、20代の女の子をナンパすることも可能となったりする。ところが、結構可愛いと思って声をかけた子が、実はすでに50歳だったりするわけで、これは訳が分からなくなる。また、平均寿命は明らかに延びるだろうから、老後の暮らしにも大きな変化がもたらされることになる。まあ、若い身体のまま老後を迎えられるのだから、こんなにありがたいことはないが、問題もある。

身体自体は30代を取り戻したものの、生年月日には変わりないので、就職に苦労することに変わりないとすると、長くなった老後を生きていく手段を考えなければならない。これ、国にとっても大問題となるはずである。なぜなら、なかなか死なないので、年金自体が崩壊するリスクさえ生じるはずだからだ。「年金の受給資格は70歳から90歳まで」なんて厄介な取り決めがなされるかもしれない。

ただし、労働人口の幅は広がるので、年齢に関係なく身体年齢によって雇用の是非を決定するような指導をすれば、よりスキルのある人材を雇用することができるかもしれない。
しかしそうすると、本当の若者の労働が制限される可能性もあるか。

「あなたは何回目の30歳ですか?」
「僕は4回目です。実年齢は180歳になります」
「あー。4回目ね。それじゃあうちではちょっと。うちは3回目の30歳までという規定があるので」

おいおい、やっぱり就職事情に改善は見られず、俺は面接で落とされるわけかよ。いよいよ訳がわからない。

先日この話を妻にした。
「それ本当なの?へー。じゃあ新しい全く別の人生を歩めるかもしれないんだねー」
と不適な笑みを浮かべる妻。
<これは、予想もしなかった新たなリスクさえも生じる可能性があるな>
俺は言い知れぬ不安を感じたりしたのであった。

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