50代からの貧乏ながら気楽な人生

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シニアの場合、誰にでも長期間の旅を楽しむことはできるか


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ゴールデンウイークである。すでに海外に出られたり、帰省をされ始めていらっしゃる方も多いようだ。

日本の場合、まとまった休暇をとるという習慣はあまりないので、長期間の旅を楽しむ機会は、ゴールデンウイークや年末年始ということになる。そのため、新幹線や飛行機、さらには高速道路はどこもとても混雑をすることになる。

人混みが苦手な私は、この混雑を嫌って、多くの人が休暇を楽しむ期間は、おおよそ部屋にこもって仕事をしていたりする。でもまあ、基本はヒッキーなわけだから、あまり変わらない生活をしているわけだ。

ただ、旅はとても好きなので、ちょっとした長旅をすることもある。行き先は国内であることもあるし、海外であることもある。最近はカネもないので、あまり長期の旅はしていないが、今後は徐々にそんな機会を増やしていこうとも考えていたりする。

さて、今回は「シニアの場合、長期間の旅を楽しむことは誰にでもできるか」といったお話を進めていくことにしよう。

■サラリーマンの場合長期間の旅は難しい

「長期間の旅を楽しむ」というと、どのような思いを持たれるだろうか。「憧れるけど、仕事がね」という方は少なくないはずである。また「行きたいとは思うけど、そんなカネはないよ」という方も多いのではないだろうか。

ここでいう長期間とは、たとえば数ヶ月という単位なので、確かにこれをサラリーマンの方が実現するのはかなり難しいことかもしれない。「旅に出ます」と数ヶ月間の穴を開けてしまうと、帰ってきたときには自分の席はないといった事態を招いてしまいかねないからである。

また、家族を持たれている方の場合、長期間の旅は、そのまま失踪とも受け止められかねない事態であり、家族を放って数ヶ月いなくなることなど考えられない。このため、長期間の旅を楽しむことは憧れの領域にあり、現実とならないことが多い。

■シニア世代においての旅とは

しかしながら、これをシニア世代に考えるのであれば、憧れをいっきに現実に近づけることは可能となる。

定年を迎えた以降であれば、時間はいくらでもあることだろう。また、その後に仕事を続けたとしても、それは非正規の立ち位置となるはずなので、旅に出ることを決めてしまえば、あとはなんとでもなることになる。

このため、老後に旅を楽しむ方は少なくはない。

ところが、日本人の多くは長期の旅に慣れていないので、とかくお金を掛ける2泊3日程度の旅であることが多いように思う。

■長期間の旅の醍醐味とは

いやいや、旅とはそんな短期間のものでは、本来の醍醐味を味わうことはできない。できればスケジュールなどを決めることなく、ふらふらと移動しては、気に入った地域があれば、そこでしばらく滞在するといったスタイルが良い。

しばらくその地で滞在していれば、そこに住まわれている住人との交流を図ることもできるし、そこでのコミュニティに受け入れられることもある。すると、そこがいわば第二の故郷のような地となり、再びその地を訪れたとしても、歓迎してくれる人がいるといった素晴らしい状況を作り出すこともできる。

また、旅の途中で知り合った人々との交流もまた楽しいものである。

つまり、長期間の旅を楽しむとは、何時にどこそこで何をするといった緻密な観光スケジュールはむしろいらないし「せっかく来たんだからあれを食べよう、これをしよう」といった気合も不要なのだ。

■シニアに長期間の旅に出るために

「おいおい、長期の旅となればかなりのカネが必要じゃないか。そんな旅を楽しむことができるのは一部の富裕層に限られるだろう」と、思われるかもしれない。

しかしそれは、日本人特有の小さな旅しか経験のない方の考えである場合が少なくない。日本人の場合、旅は滅多には味わうことのできない経験なのだから、豪華にと考えがちである。

旅とは、出てしまえばそれで非日常ということになるので、別段豪華に過ごす必要はない。貧乏旅行であったとしても、十分に楽しむことが出来るし、その中で自分が旅をしなければ知り合うことがなかった人々との交流や、体験できなかったこととの遭遇は、ここそこに見出すことができるものだからだ。

まあ、これは個々の考え方にもよるだろうから正解はないわけだが、旅は豪華である必要はなく、むしろ貧乏力旅行あっても、長期であることが望ましいというのが私の考えでもある。

■長期間の旅へ出よう

「それにしたってまとまった資金は必要なんじゃないの?」

まあ、コストゼロでの旅は確かに困難を極める。しかし、貧乏旅行の資金程度であれば、誰にでも作り出すことが出来る。つまり、長期の旅を実現するための資金作りに、年収額などはあまり関係がないと考えている。

というのも、日々の生活コストを最低限度のものとして、その中での生活を楽しむと言ったスタイルを実現すれば、長期の旅の資金を作り出すことは誰にでもできるからだ。また、日常においての生活コストを削減することができれば、そのノウハウは旅の途中においても有効活用することが出来るものである。

さらには、長期の旅を目的として、その資金作りのために一時期まとめて働くと言った選択肢も、シニアには許される。

お金をあまり使わなかったとしても、旅を続けることはできるし、そこで得られた多くの経験は、生涯に渡って持ち続けることが出来る素敵な思い出となるものである。

シニア世代を迎えられたのなら、ぜひとも長期の旅をお楽しみいただきたいと思う。そしてもし、どこかの国や街でお会いした際には、ぜひいろいろなお話で盛り上がりたいと、そう考えている次第である。

 


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