50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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バイクに乗りたいと思い始めた57歳のお話


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■最近バイクに乗りたいと思い始めている57歳

最近、バイクに乗りたいと思い始めている。これは明らかに動画投稿サイトの影響である。最近は高画質のコンパクトカメラが登場してきていることから、これをヘルメットに装着し、走行しながらあれこれと話しつつ動画を撮るモトブログのアップ動画をよく目にするようになった。この数々の動画を見ている間に、自分もバイクに乗りたいと考えるようになったようだ。

俺は20代の頃、よくバイクに乗っていた。時はバブル崩壊以前、日本は好景気に沸きたち、誰もが希望を胸に生きることができた時代である。この頃、日本はバイクの一大ブームを迎えていた。GPでは、フレディスペンサーやケニーロバーツがヒーローとして活躍をしていたし、8時間耐久レースでは平忠彦が鈴鹿を駆け抜けていた。

そんな影響もあり、週末に峠に行こうものなら、革ツナギを身にまとったフルフェイスのライダーを数多く目にすることとなった。いわゆる峠の走り屋の存在だ。まだ若かった俺も、ご多分に漏れず2サイクルのロードバイクに乗っては峠を攻めると言った危険行為を繰り返した。また、同時にオフロードバイクも所有しており、河原や林道などにも良く通った。

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■高性能すぎたかつてのロードバイク

今思えば結婚が機だったようだ。バイクから遠ざかり、移動手段はもっぱら車となった。それ以降、バイクは俺の脳裏からも消えていたのだった。

しかし、最近のモトブログを観るにつけ、消え去ったはずの記憶が再びよみがえるようになった。ただし57歳である。動体視力も反射神経も、そして体力さえも20代の頃のようにはいかない。また、最近では高齢者のライダーによる事故も増加傾向にあることから、昔のようにハングオンで峠のコーナーを駆け抜けるわけにもいかないだろう。

そもそも最近のバイクには、フロント16インチのバイクも、そして2サイクルエンジンのロードバイクも存在しないようである。確かにレーシング仕様に近いバイクが公道を走るのは危険であるし、当時のバイクのスペックが市販車として誰もが手に入れることが可能であり、しかも初心者であってもオーナーになれるのは危ないと言えば危ない。

2サイクルエンジンは、低速ではトルクもなく不安定である一方で、高域において突然最大トルクを発生したりする。そのピーキーさは、初心者が扱うにはあまりにも危険すぎるものであり、子供が暴れ馬に乗せられるようなものだからだ。さらには、400CCもあれば、リミッターなしで大気を切り裂き時速200km以上で巡行できるバイクが、どれだけ危険であるかは、今となってはよくわかるような気もする。

■これからバイクに乗るのならこんなバイクがいいかもしれない。

さて、では57歳の俺が再びバイクにまたがるとしたら、どのようなバイクが良いだろうか。すでにかつてのような高速で峠を駆け抜けるロードバイクである必要はない。というより、現在では乗りこなすことができないに違いない。

むしろ、景色の流れを楽しみながら、のんびりと走りたい。エンジンもピーキーなものよりも、むしろ低速からしっかりとトルクを発揮するバイクが望ましい。となればやはり4サイクルエンジンのアメリカンタイプだろうか。

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バイクに乗られた経験がない方には、理解いただくのが難しいかもしれないが、バイクで遠出をすると、遠方のその場所と、出発点が道でつながっているという、ごく当たり前の事を、体で実感することができるものである。車の場合は閉鎖された空間の中での移動となるが、バイクの場合は空間を切り裂いて走行するため、自分が大気の中を移動していることを実感しやすいのだと思う。

時間的経済的な余裕を得られたなら、バイクを手に入れてのんびりと旅にでも出たいと思う。梅雨時に北海道へ旅に出て、夏を過ごすのも良いかも知れない。またひとつ、新たな夢が加わった貧乏ながら気楽な人生の夢である。

 


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