50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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自分の代わりに働いてくれる分身をつくるという考え方


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生きるためには働かなければならない。生きるのにはお金がかかる。そしてお金を得るためには、一般的に労働力を提供しなければならないからだ。ところが中にはこのように思う人もいる。

「生きてはいきたいが、働きたくはない」

まあこれ、できることならそうしたいと考える方は、少ない数ではないはずである。しかし実際には、収入源を得なければならない。また、そのためには労働は不可欠となる。よって、この淡い期待はそこで否定せざるを得なくなる。

「あーあ、オレの代わりに誰か働いてくれないかなぁ」

と、考えたりする。ドラえもんの世界である。ただ、この発想を具現化していく人間もいるのは事実である。今回は、自分の代わりに働いてくれる分身を作るという考え方についてお話を進めていくことにしよう。

■自分の代わりに働いてくれる分身

「そんなうまい話、あるわけないだろう」

と、思われるだろうか。いやいや、実はこの話は実際に存在するし、多くの人がこれを具現化している。

まずは資本家の方々だ。彼らは、自らの得たお金を大切に積み上げるとともに、お金によってお金を生み出す仕組みを必死に学ぶ。より高い利回りでお金を回すことにできるシステムを探したり、自ら作り上げ、それに対して投資を行う。つまり彼らは「お金」という自分の代わりに働いてくれる分身を作り出すことに成功している。

多くの人は、入ったお金を消費のために使う。ライフスタイル向上や物欲のはけ口にお金を使っては、働くことを繰り返す。しかしお金は、まとまった存在になると、自分の代わりに働くようになる。資本家とまではいかなくても、貯めたお金を投資することで利回りを得ることに成功している人は多い。

たとえば、アパートやマンションのオーナーは、住まいを提供することで家賃を得ている。アパートやマンションのオーナーになるためには、まとまった資金が必要だが、まずはそれを貯める。また、高い利回りを得るためには、不動産や居住ニーズを見抜く必要があるが、これらについても必死に学ぶ。

当初はワンルームマンションや戸建て住宅の取得から始まるかもしれないが、これから得た家賃をそのまま再投資するとともに、オーナーとなった物件を担保に銀行から資金を借りては、次の物件を模索する。

この繰り返しにより、20年程度の時間で、自己資本を20億円以上にまで増やす人もいる。ちなみに20億から年率5%の利回りを得ることができれば、年1億円に手が届く。

返済が必要だとしても、おおよそサラリーマンでは得られない収入を得ることができるし、そもそもやることは、新たな物件探しやリフォーム、あとは貸し物件の維持管理程度のものだろう。いかがだろうか。しっかりと自分の代わりに働いてくれる分身として機能している。

■話がわかるがオレには金がない

「話はわかるが、オレには金がない」

と思われた方も多いかもしれない。もしお若いのなら、お金を必死に積み上げれば、徐々にではあるが自分の代わりに働いてくれる分身を作り出すことができる。ぜひお勧めしたい。

「できれば、お金を貯めずして分身は作れない?」

私と同様に、底辺が考えそうなことである。しかしこれも現代では存在しなくはない。

それは、コンピュータである。まあ、コンピュータというと御大層だが、あながた手にしているスマホや、PCなどは、こと計算能力ならすでに人間の能力を大きく上回っている。

しかも安い。中古のデスクトップPCであれば1万円以内でそこそこ動くものを購入することができるし、購入しなくても、ネット上にある各種サーバを、お小遣い程度のコストで借りることができる。

コンピュータなのだから、フルに使っても文句は言わないし、人件費を支払う必要もない。もし、これに稼がせることができれば、それはそのままあたなの分身となることになる。

「本当にそんなことができるものなのか?」

と思われるかもしれない。ちなみにあなたは、スマホやPCを用いて、日々様々なサービスにアクセスしているはずである。さて、各種サービスを用いる際に、サービス提供者側の人との接触はあるだろうか。誰かと話さなければサービスを受けることはできないだろうか。

「そんな面倒なことはしてないけど・・・」

そのはずである。さて、ということは、サービス提供企業では、あなたにサービスを提供するにあたり、人を用いていないことにはならないだろうか。

サービスを提供するためには、多くの人材が必要となる。コンテンツやシステムを構築する人の存在が不可欠だからだ。しかし、膨大なユーザを相手にするのは、人ではなくコンピュータである。つまり企業は現在、スタッフの多くを人の分身として機能させていることになる。

実際、現在では社員数100名以内で多額の資金を動かし、上場を果たす企業が目立つ。

■あなたにもできる分身作り

さて、ここまで大規模なビジネス運営にあなたは無縁であるはずだ。しかし、自分だけの小さな分身を構築するのであれば、決して不可能な話でもない。ただしこれを実現するには、コンピュータを自由に操る必要がある。

もしあなたがお若いのであれば、まずは必死になってプログラミングを学ぶことだ。また、自然言語解析や機械学習、ニューラルネットワークの概念などについても精通しておくことをお勧めしたい。それらの知識はいずれ、あなたの分身を作り出すのに有効なものとして機能してくれるはずだ。

また、すでに私と同様の年齢の方であっても、今後、小さな分身を作り上げるのは決して不可能な話ではない。たとえば、ブログは個々のオーナーが作成しているが、これを配信しているのはWebサーバーであり、24時間オーナーがユーザのアクセスに対応しているわけではない。つまりこれもコンピュータによる分身のひとつと考えてよいだろう。

ひとつあれこれと調べてみてはいかがだろうか。少ない年金の足しにする額であるのなら、それを稼ぎ出すあなたの分身を作り出すことに成功するかもしれない。

簡単ではないが、あなたの分身は、カネがなくても作ることができるわけである。

 

 


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