50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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ご本人のためにも妻の悪口はやめておいた方がいいよという話

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日雇いバイトがない日の午後は近くのカフェへと赴き、あれこれと仕事をしていることが多い。昨今はこれをノマドワークと称するようだが、シニアに片足をつっこんでいる底辺男でも、こようなライフスタイルは好きである。

先日も、昼下がりのカフェで原稿を書いている際、隣のボックスから私と同年代の男二人の会話が聞こえてきた。いつもはイヤホンで音楽を聞きながら作業をしているので、近くの客の会話はあまり聞かないのだが、その男の声は異様に大きかったものだから、作業用BGMの音量を凌駕するかたちで耳に届いた。

しかもその内容がいただけない。

「まったくあのババア。昨日なんか飯もつくらねえんだぜ」
「オレが必死に働いているってのに、おかえりなさいも言いやしない」
「しかもあんなに太っちまって詐欺だぜあれ」

彼のいうババアの存在が、奥さんであることはすぐに理解できた。連れの男は聞き役にまわっているが、それをいいことに彼の妻の悪口はヒートアップしていく。

この手の夫の愚痴は、カフェよりもむしろ飲み屋で多く耳にするものである。

あなたにもそんな経験はないだろうか。

しかしもし心当たりがおありなのなら、今後はこのような言動は控えるべきである。というのも、妻の悪口は、結果としてご自身の愚かさの露呈と等しいからである。

■妻の悪口が愚かな理由

「妻の悪口が、なんで自分の愚かさの露呈になるわけよ?」
と思われるだろうか。

これについての根拠は明確である。その妻を選んだのは誰だっけ?ってことだ。

妻の悪い部分を愚痴りたい気持ちはわからないでもない。しかしその女性を選んだのはご自身であるはずである。中には、必死にプロポーズを繰返すことで結婚に漕ぎつけたのかもしれない。

その妻を悪く言うのは、ご自分の人選に誤りがあったことになる。つまり愚かなのは妻よりもむしろあなたということになるからだ。

「いやいや、若い頃は良かったんだよ。問題は今だよ。変わっちまったわけよ」

と、このように思われた方もいらっしゃるかもしれない。しかしこの反論も、簡単に崩れてしまう。

夫婦とは、ともに助け合って生きるものである。また、基本的に一家の大黒柱はあなたである。つまり、一般的に考えて、リーダーはあなたなのだ。

妻が変わってしまったのは、あなたに力量がなかったことに大きな要因がある。よって、妻をうまく制御できない夫の力量の無さがそこに露呈されてしまうことになる。

せっかく結婚をして家庭を築き、子供を共に育て上げる機会を得た相手である。陰口などいわずに、共に仲良く生きていただきたいと思う。

また、陰口をいうのであれば、むしろ妻の素晴らしさを公言してあげた方がいい。
「妻にはいろいろと苦労をかけたが、できた妻でよくやってくれている」
このような言葉で妻をねぎらう人がいたのなら、先の大声男よりもカッコいいとは思われないだろうか。

つまりはそういうことである。

■先の話の後日談

実はこの話には後日談がある。

ある日の午後、いつものごとく私はカフェへと赴いた。席に座り、入力デバイスを取り出しながらふと隣のボックスに目をやると、そこにはこの前の大声男がすわっているではないか。

ところが前回とは様子が異なることに気づく。この前のような大きな態度は影を潜め、むしろ小さな子犬のようだ。話す声も小さくボソボソとしている。

いったい誰と話をしているのだろうと相手を確認すると、その日の相手は彼と同年代の女性だった。妻の悪口に盛り上がるばかりか、次には不倫か?と私は思う。

ところが、そうではないことは、元気に話す女性の言葉ですぐに理解することになる。

「あなた、何考えてるの?」
「いや・・・別に」
「こんなんじゃうまく回らないじゃない」

個人的なことであるので、大幅にデフォルメしてご紹介するが、かつての大声男で且つその日の小犬男は、零細企業の経営者であるようだ。また、話す相手は奥さんであり、彼女は夫の会社をあれこれと手伝う存在であるらしい。いや、むしろ彼の会社は、彼女の存在なしでは回らないのかも知れないし、経理全般を彼女が見ているのかもしれない。
「どうするの!」
と、彼女の声が大きくなる。
「はい」
と彼はさらに小さくなる。

この時、私は彼が愚痴を言いたくなった気持ちをある程度理解した。結果的に彼は彼女に頭が上がらないのだ。そしてだからこそ、妻のいないところで、妻の悪口を言いたかったのだろう。

奥さんは夫を全力でサポートしているようだった。つまりこの夫婦におけるリーダーは、彼ではなく彼女である可能性が高い。

まあ、気持ちはわからないでもない。しかし賢明に彼を助けようとする妻であることは明らかだ。そんな妻にに対する悪口は、ご本人のためにもやめておいたほうが賢明だと、私は改めてそう思うのだった。




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