50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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「老人の負担など背負いたくない」と考える若者が今すべきこと

■今後確実に増大し続ける社会保障費

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昨今、65歳以上を何人の現役世代で支えているのかといった記事を目にするようになった。ちなみに現役世代とは15歳から64歳までいう。一方で65歳以上の高齢者が負担をされる側となる。

1960年の時点においては11人の現役世代で老人を支えればよかった。しかし2020年では2.2人で一人の老人を、2050年に至っては1.5人の現役世代で老人を支えなければならない。

このような数値が知れ渡るにつけ、特に若者からの反発は厳しくなるはずである。

「そんなの無理に決まっている。老人のコストを早急に削減しろ」
と、こうなるわけである。

しかし彼らのいわんとすることはよくわかる。実際問題、1.5人の現役世代が一人の老人を支えるとなると、その負担額は多大なものとなる。老人を支えるのはおろか、自らの生活さえも成り立たなくなる可能性が高い。

超高齢化社会の到来において、社会保障費は確実に増大することになる。社会保障費とは、年金、医療、福祉その他によって構成されている。このコストが増大すれば、当然のこと、国民負担率は増大する。

ちなみに厚生労働省は、2025年の国民負担率を、最大56%に達すると試算していたりする。このため、若者からは次のような声が上がる。

「年金支給額を減額しろ」
「老人の医療費負担を拡大しろ」
「老人の福祉なんかにカネを使うな」

まあ、当然といえば当然の意見ではある。しかし若者のこれらの提言は、あまり好ましいものとはいえない。というのも、現在のシニアの負担額はほぼ確定しており、これをいきなり減額はできない。

行政やそのシステムを変化させるのには、とかく時間がかかるものである。多分は、年金や医療、福祉などのコストを大幅に削減できたとしても、それが実現し、シニアの生活を極限にまで制限することに成功するまでには20年から30年程度の時間はかかるはずである。

「時間は掛かっても進めるべきだ」
と、そう思われるだろうか。

さて、これが実現し、若者が老人コストを負担しなくて良い世界が構築されたとする。これはめでたいことだろうか。いやいや、めでたくなんかないはずである。なぜならその時、ミドルやシニアの側には、しっかりとあなたがいるからである。

「いや、オレはそんなに長生きはしない」

いえいえ。そうおっしゃる方に限って、結構しぶとく長生きをするものである。

■社会保障費削減ではなく増大のためのシステムを考える

現在の若者は、むしろ老後を快適に過ごすためのシステムについて提言していかなければならない。若者のあなたがミドルやシニアになられた際の世界において、ミドルやシニアが幸せに安定して生き抜いていくことができるシステムを考えなければならない。

その時代、現在のシニア世代はみな墓の下である。現在の社会保障費削減案は、実は現在のシニア世代におおよそ影響を及ぼすことはない。しかし現在の高齢者コスト削減に対する提言は、大きなブーメランとなって結果的に自分へと戻ることになることについて、理解をされておく必要がある。

「踏んだり蹴ったりな話だな」
と、そう思われるかもしれない。

確かに踏んだり蹴ったりの状態である。しかしすべてにおいて落胆することはないようにも思える。

今後は人工知能の作業領域が飛躍的に広がることになる。これにより雇用はさらに縮小するかも知れないが、企業の収益率は増大することが予想されている。企業が上げる膨大な利益は、内部留保としてプールされるか、もしくは資本家へと流れるはずである。

しかし資金は確実にあるわけである。

よってこの資金に注目をして、これを取り崩すことで、30年後のシニア、つまりあなたの老後の生活を快適なものとすることはできるはずだ。つまり、ご自分の老後が破滅的な状態になるとはいえない。

また、年金が破たんするという憶測をもって悲観されている方も少なくはない事だろう。しかしこれについても心配はいらない。年金の基金自体が破たんしたとしても、年金は支払われる。

「お金がないのに年金支給なんかできるわけないじゃん」

いやいやできるのだ。政府は年金をつなげるために必ず国債を発行する。つまり年金自体は支払われる。70歳からの支給となる可能性は高いが、それでも体が動かなくなってからの生活資金を得ることはできる。

よって今から、社会保障費の拡充についてを、行政やシステム全体として考えていく必要があろうかと思う。現在のあなたの考えや行動は、あなたがシニアになられた頃に、あなたに返ることになるはずなのだ。




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