中二病60歳男が自室の中心で「日本がヤバい」と叫ぶ
日韓関係が悪化してきている。いや、これまでも漁業から慰安婦、旭日旗、徴用工、竹島問題、天皇謝罪問題、レーダー照射など、お隣韓国はある意味問題ネタの宝庫であり、別の側面から考えればエンターティナーと言える。
これまで日本は本当によく耐えたと思う。最近では国交を断絶すべきという意見も、双方から出てきているようだ。これまで遺憾砲しか撃つことのなかった日本が、強気路線にシフトしたことに対しては、多くの日本国民が支持したはずだ。
しかしこのシフト、なぜだったんだろうか。また、なぜ今だったんだろうか。
「流石に日本もキレるだろう」と思われただろうか。ではなぜ、今までは遺憾砲に甘んじることができていたのだろうか。ここには日本の領域を超える大きなシナリオの存在があるのではないだろうか。
ト「もうあの国はダメだ。捨てろ」
あ「え、マジっすか?」
ト「ああ。だからもう我慢しなくていい」
あ「あざっす!」
シナリオがなんだろうかと考えてみても、低スペック脳の私にはこんなシーンしか思い浮かばない。現在貿易戦争でヒートアップする米中だが、それも含めた上で、多分は大きなシナリオが組み立てられているんだろう。
しかしこのシナリオ、日本の国益にとってプラスに動いてくれるんだろうか。米国は、北朝鮮の大陸間弾道弾開発を嫌うが、その一方で短中距離ミサイルの開発を容認する姿勢だ。
一方で韓国問題は、韓国側が今後譲歩することはないだろう。韓国大統領は、日本から見れば理解に苦しむ行動や発言を繰り返す。しかしこれ、彼が北朝鮮に向けた政策を行っていると仮定すると、実にシャープに事を進めているように見えてくる。この人、もしかしたら韓国さえも見ていないのかもしれない。
となると浮かぶのは、中国ならびに北朝鮮主導の南北統一だ。
「ちょっと待てよ。俺の存在も忘れてくれるなよ」
と不凍港が必要なロシアの存在も気にかかる。
「別にいいじゃん。国交断絶して勝手に南北統一すれば」と思われるだろうか。
でも、本当に大丈夫なんだろうか。
反日で盛り上がり、統一を果たした隣国は、近く核を短中距離ミサイルに搭載することになる。一方米国は「こっちにだけは打たないでね」との条件付きで、核保有を認めることになるかもしれない。
さらには、南北統一がなされれば、当然のこと現在の38度線はなくなる。これ、どこに行くと思われるだろうか。
答えは日本海だ。韓国のみならず中国も出てくることになる。日本海の漁場は、これからも平和が守られるんだろうか。
韓国国内には、統一を嫌う国民も多数発生すことだろう。国交断絶により、日本との航路を絶たれた多くの人々は、日本海を渡って押し寄せてはこないんだろうか。
この辺の対応政策、日本政府はすでに立ち上げているんだろうか。
「日本がヤバい」
中二病60歳男は自室の中心でそうと叫ぶわけである。