50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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生きるのが辛いと考えているあなたが捨てるべきもの


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■資本主義社会は資本家のための社会

これといった夢も希望もなく、ただただ過酷な労働を続けながらも、それに何ら意味を見いだすことができずにいらっしゃる方が多くなっているように思う。中には生きることが辛いからと自らの命を断ってしまおうと考える人もいらっしゃる。

確かにこの世の中とは、おおよそ生きていくことは辛いものである。というのも、資本主義社会とは、もともと資本家が生きやすいように考えられたシステムであり、ルールだからだ。よって豊かに自由に生きるためには、小さな頃から多くの知識を吸収しつつ努力を重ね、資本家側になってしまう方がよい。

市場性をしっかりと見定める目を持ち、その市場において優位性を持てるビジネス展開を図ることを考えていけば、日々をゲームを楽しむかのような興奮を得ることもができるし、ビジネスが成長していけば、物理的な豊かさに加えて地位や名声をも手にすることができる。

資金があれば、必要に応じて人材やアウトソースを使うことができるから、面倒で単調な作業のすべては人に任せ、自分は自分のしたいことのみに没頭することもできる。いかがだろうか。極楽ではないか。

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■この社会で豊かに生きるための方法

「そうはいっても、誰もがなれるものではないだろう」

おっしゃるとおりである。誰もがなれるものではない。可能性はゼロではないが、結果的に誰もがなれないからこそ、多くの人が人生の路頭に迷うわけである。では、そんな立ち位置を自ら取りに行くことができない大多数の人々は、どのように生きていけばよいだろうか。

まずは、雇用される労働者にはなるものの、その労働者の中で上位に組みしていく方法だ。トップになることよりも、トップの側近として生きる方法だ。法人において、代表取締役ではないもののまとまった組織を率いる長となり、会社に貢献する立ち位置となる。代表者ではないので自分の思う方向へ会社を引っ張ることはできないかもしれないが、それでもある程度の自由は利く。

これまでの時代において、親が子に「一生懸命勉強をしていい大学へ行け」というのは、どうやらこの立ち位置を目指せといったイメージがあるように思う。ただしこの立ち位置さえも、実は達成できるのは、全体の1%程度の人々ということになる。いやはや、人生は大変である。

■一般的な市民が陥ってしまう穴

ということで、多くの方々は平民となる。サラリーマンになれたとしても、上司からはあれこれと文句を言われ、部下からは突き上げられる。それでいながらなんとか人よりも物理的に豊かな生活をしようとがんばっては負債額を積み上げていく。

最近では正社員の立ち位置も難しくなってきていることから、非正規労働者として生きていく道を強いられる人も多い。退職金はなくボーナスもなく、昇給もない。また、いつまで現在の職を得られるかの保証もどこにもない。

仕事は単調でまったく面白くなく、それでいて得られる給与は限りなく少ない。なんとか生きていくことはできても、贅沢なことは縁遠い。しかもせっかく稼いだ給与の多くは、自分の手に入ることなく、そのまま借金の引き落としで右から左だ。

「いったい俺はなんの為に生きているのだろう」と安酒をあおっては寝て、翌日は酒の残ったまま、再び過酷な労働がスタートする。ここまでくるとまさに過酷な人生である。しかも日本において、半数以上の労働者はこの立ち位置で必死に生きている。

給与が少なくても、家族を含めて生きていく必要がある。生活は少しでも豊かにしたい。いや、その前に子供の教育も必要だ。いやいや、それ以前に家族など持つ余裕はない。

入るカネは雀の涙なのに、出るカネは洪水のごとくだ。このようなアンバランスな状態において、安定性を確保できるはずもなく、よって日々頭を抱えることになる。日々の過酷でありながらつまらない労働。夢や希望を持つこともできず、背水の陣の状態がずっと続いていく。そしてあなたは嘆く。「生きるのが辛い」

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■生きることが辛い人生の改善策とは

さて、前振りが長くなってしまったが、今、あなたが生きるのが辛いと本当に思われていらっしゃるのであれば、その辛さから解放される方法をお教えしようと思う。これにはちょっとした意識改革が必要となるものの、仮にそれができればあなたの今後の人生は随分と楽になるはずである。

実は、生きるのが辛いと考えていらっしゃる方には、おおよそ大きな共通点が存在する。それは「多くのものを抱えすぎている」という点である。

抱えているものは、人によって異なるが、たとえば一般的なライフスタイルであったり、体裁であったり、小さなプライドであったりする。そしてこれらを無理に抱え続けようとするがために、人生を過酷なものとしている。

このため、本当に生きるのが辛いと考えているのであれば、今まで抱えてきたものの多くを捨ててしまうことである。

捨てるべきではないのは、命と家族程度のものである。それ以外のすべては、捨ててしまったとしても体制に影響はないものである。また、むしろ今後の人生を自由に過ごすことができることになる。しかしこのように書くと、多くの人の口からは「でも・・・」という言葉が出ることになる。

「でも、これまでの生活はどうなるんだよ」
「でも、住まいはどうするんだよ」
「でも、家族の生活はどうなるんだよ」
「でも、仕事は辞められないだろう」
「でも、借金があるんだ。返済はどうするんだよ」
「でも、子供の教育費はかかるし」

■人生を辛くしている大きな要因とその払拭策

ここでちょっとしたことに気づくことだろう。というのは「でも・・・」の後に続く言葉の多くは、カネが絡む問題である点である。

ということは、生きるのが辛いことの要因の多くは収入と支出のアンバランスを無理にカバーしているからこそ発生していることが見て取れる。であるならば、まずは収支のバランスを改善することを考えればよい。

あなたが単身者であるならば、これまでの生活を一新し、とにかくはお金のかからない生活へと計画的に移行していけばよい。そしてこれは、「お金のかからない生活」をプライオリティ最上位に掲げ、そのためなら生活拠点や仕事、生き方などのすべてを改変するつもりで臨まれた方がよい。ひとりなら三畳一間でも十分に生きていくことができる。そのスペースに入らないものは、ネットオークションやフリーマーケットで手放し、今後はものに頼らない生活をすればよい。

一方で家族をお持ちであるのなら、収支バランスを安定させるために、家族総出で働くことをおすすめする。家族会議を開き、全員で働くことを考える。同時に家族全員でお金を使わない生活を目指す。奥さんに働いてもらうわけだから家事なども分担しなければならないだろうが、これは夫も含め家族全員で取り組む。

子供とて高校生以降であればアルバイトはいろいろとできる。アルバイトで家計を助けつつ、勉強にも励んでいただく。進学塾に頼ることはできないが、それでも計画的に空いた時間を勉強に充てるように指導し、できれば大学は無料で行くか国公立に行くように指示する。

借金が嵩んで生活が苦しいのであれば、自己破産により人生をやり直す手もある。国が合法的に免責をしてくれるのだから利用しない手はない。住宅などの資産は手放すことになるが、不動産は2020年以降、地域を限定しなければ、破格物件をいくらでも現金で買い直すことができる。今後人口は確実に減少傾向をたどる。しかし住宅の供給過剰は続く。不動産価格は必ず下落傾向をたどるからだ。

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今まで抱えていたもののすべてを手放し、人生を再構築することで、これまで見えなかったものの多くが見え始めることだろう。貧乏ながら気楽な人生もまた、なかなか素敵なものであることに、きっと気づかれることだろう。

 


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