50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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50代が継続できる効果的な脳トレーニング


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50代になると、中には思考力や認知能力が低下してきたことを感じる方が増えるようである。また、そこまで明確な感覚を得ていなくても、「最近何となく頭の回転が鈍くなったような・・・」と思い始めている方もいらっしゃるのではないだろうか。

実は私もこのような認識を以前から感じ始めていた。これまでであれば、結論から先に浮かぶなんてこともあったはずなのだが、このようなひらめきはおろか、日々の思考にさえ鈍さを感じ始める始末で、もしかしたらこのまま黄昏の中に吸い込まれてしまうのではないかと心配にもなった。

「そりゃあ大変だな。私はいまだに現役でバリバリ仕事をこなしているのでまったく問題ないよ」

それはうらやましい限りである。しかし長年続けている仕事では、それが如何に難解なものであったり、クリエイティブなものであったとしても、実は案外頭を使っていない場合が多い。すでに脳内ではそのタスクを処理する回路やユニットが出来上がっているので、仕事はそれに丸投げするだけでよく、脳内の多くの部分はまったく使われていない場合があるからだ。

このような方の場合、日々の仕事とはまったく別の分野について学んだり考えたりすることを意識的に避ける傾向にもある。つまり、自分が得意と思われる分野以外には手を出さない。

「負ける喧嘩はしない」というのは、人生論としては正しい側面もあるかもしれない。しかしこれを続けていると、結果として頭は年齢とともに劣化するし、認知能力が低下していく。

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■自分の脳の状態を確認する簡単な方法

自分の脳がちょっとまずいことになっているかどうかを簡単に判断する方法がある。それは、一桁の簡単な計算をしてみることだ。できれば10問から20問程度を連続でなるべく早く解いてみる。この際に、少々のストレスを感じるようなら、今から脳の劣化対策を講じられる方が良いかもしれない。

認知症予防の対策として有効とされる方法として、一桁の計算と絵本など簡単な文章の音読を挙げる脳科学者が多い。これらの単純な作業は、一見頭を使わないように思われるかもしれない。しかし単純な処理は脳内での効率化が逆に難しいことから、脳全体を使う必要があるんだそうだ。よって、これらを毎日継続して行うことで、脳の劣化はある程度食い止めることができるという。

しかし何かと多忙な50代が、日々計算ドリルを解いたりするのはなかなか難しい。最近では脳トレのアプリも多数存在する。しかし数日はやるかもしれないが、そのうち面倒になって投げ出してしまうのがオチだろう。

実際、とかく飽き性の私の場合も同様であり、日々ドリルやアプリと格闘するのはまず無理だと諦めた。しかし対策は続けなければければ意味がない。さてどうしようと考えて、ちょっとした施策を思いついて実践している。今回はこの方法をご紹介しようと思う。

■簡単に始めて継続できる効果的な脳のトレーニング

まずは一桁の計算だが、これには車のナンバープレートを使う。日々仕事をされている方であれば、おおよそ仕事をするために外出をされることだろう。するとそこには無数の車の往来を見ることになるはずだ。そして車には必ずナンバープレートが設置されていて、4桁の数字がそこにはある。これを脳のトレーニングに用いる。

たとえば車を運転していて信号で停止した際に、周囲に停車中の車のナンバープレートを確認することができるはずである。この4桁の合計値を算出する。仮にナンバーが1234であれば、1+2+3+4=10と計算をする。これは街中を歩いている際にも実行できる。道を往来している車のナンバープレートを次々に確認しながら、4桁の計算を行う。

生活や仕事の場が街中であれば。車は次々に確認できるはずだ。よってこの方法であれば、日々のちょっとした時間の中で、脳の年齢劣化対策を講じることができる。

ちなみに私の場合、カブの車を探していることが多い。つまり4桁の合計値が9や19、29など、一桁目の値が9の車を探している。これを知るためには、往来する車のナンバーを片っ端から計算する必要があるので、ちょっとした移動時間の中でもかなりの計算量となり、効果的に頭を使うことができる。

ただし走行中にこれをやると事故を起こしてしまうことにもなりかねない。必ず車が停止している際や、歩行中などに行うことをお勧めしたい。脳を鍛えるつもりが、大きな事故を起こしてしまったり、自分が昇天してしまっては意味がないからである。

自室でインターネットであれこれとサイトを見て回っている際には、時折、文章を音読してみることをお勧めしたい。できればアナウンサーにでもなった気分で、なるべく引っかかることなくスムーズな音読を目指す。

はじめはたどたどしさがあるかもしれないが、日々続けていくと、滑らかに読めるようになるはずだ。中には悦に浸ってしまう方もいらっしゃるかもしれないが、脳のトレーニングとしては十分に有効な手段となるはずである。Webを見ている際に数分程度行う。これもまた、日々続けていきたい。

■黄昏の中で人生を終えないために

あくまでも私的な感覚ではあるが、私はこの対策を行い始めて2か月程度で、頭の回転が良くなったような感覚を得ることができた。頭の中にかかっていた霧が、晴れるかのような感覚を得ることができた。また、思考についても、対策を講じる以前よりはかなりマシになってきたように思う。

まあ、もともと頭は悪い方なので、だからどうということはないのだが、今回ご紹介した脳トレーニングは、日々の生活になんらプラスする作業はないので、いつまでも続けることができる。

黄昏の中で人生を終えるのもわるくはないが、私の場合、まだまだない頭を使って生きていく必要がある。この対策はこれからもずっと続けていこうと考えている今日この頃である。

 


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