50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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豊かでストレスフルな人生と貧乏でノンストレスな人生の比較


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■高額所得者の憂鬱

これをお読みいただいている方の中には、年収が1000万円を超えられていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれない。もし、それでいながらストレスのない日々を送られていらっしゃるのであれば、あなたは間違いなく勝ち組に属している。まあ、生きる上では、多少のストレスがかかっていた方が良いといわれているし、余裕で耐えうるものであるのなら、それはそれで良いと思う。

ところが、比較的高い年収を得ているビジネスマンの多くは、多忙を極めていたり、重責を担っていたりするはずだから、ストレスフルな日々を送られていることも多いかと思う。もし、耐え難いようなストレスの連続であるなら、少々生き方を変えてみるのも選択肢の一つではあるかも知れない。

人の一生とは、ひとそれぞれだから、自分が納得して生きているのであれば、他人がどう言おうとも、あなたにとって素敵な人生と言える。しかし、耐え難い苦痛を抱えながら日々生きているのであれば、いくら年収が高かったとしても、素敵な人生とはいえないことだろう。

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■高額所得を捨ててでも手に入れたかったものとは

最近、高い年収をあえて捨て、貧乏ながらノンストレスな生活を始められる人が増えているという。これまで高い年収を得ていたわけだから、資金的に余裕があるはずである。そこでこれを先行投資として用いることで、自分が本来欲していた環境とライフスタイルを作り上げるとともに、その中で最低限の収入を得るためのビジネスモデルを構築するという方々である。

たとえば、地方に土地を取得し、ログハウスを建て、そこで生活を始める。また、これまでの人的ネットワークなどを駆使しつつ、月10万円から20万円程度の収入を得つつ、自由な暮らしを手に入れようとされるそうだ。

これまで、このようなライフスタイルをされる方の多くは、定年退職をされた方であったはずである。ところが、リタイヤにはまだ10年以上もある方が、早々に高い年収を捨て、自分が本当にしたかったライフスタイルを構築するという。

高い年収を捨てるわけだから、これまでの豊かな生活を維持することは難しいだろう。しかしそれを捨ててでも、自分が手に入れたかったライフスタイルを手にしたかったわけだから、そこには、その方の人生におけるとても大きな価値が存在したに違いない。

実際、このような暮らしを始めた方にお話を伺うと「お金はないので、これまでのような豊かな暮らしはできないものの、それ以上に得ることができるものが多い」といった明るい言葉が返る。

また、「これまで豊かな暮らしが、無意味であったことに気づいた」とおっしゃる。これはどういう意味なんだろうか。興味があったのでさらに伺うと、これまでは、大きく稼いだものの、使うことも多くなり、右から左の部分が多かったという。

年収1000万円を超えていたのだから、さぞかしお金を貯めたのだろうと、貧乏人の俺はそう思うが、右から左であったので、現在の暮らしを始めるための最低限の資金しか持ち合わせていなかったという。

また、現状の生活においては、収入は大幅に低下したものの、出て行くものも少なくなったので、さほどの不自由さを感じないという。しかも、その代わりに、自由で且つ自分のやりたっかったことができる日々なので、ストレスはないという。

 

■別の生き方の中にあるかもしれない本来のあなたが望む人生

さて、いかがだっただろうか。高額所得ながら過酷な人生と、低所得ながら自由な人生、どちらが素晴らしい人生と言えるだろうか。実はこれには答はない。人にはそれぞれの考え方があり、自らが正しいと思う生き方の中にこそ、個々の正解があるからである。

しかしもし、過酷で耐えがたいストレスの代償として、高額所得を得ていらっしゃるのであれば、別の生き方の中にこそ、本来ご自分が望む生き方があるかもしれない。

なお、これについては一点注意が必要となる。低所得へとシフトしたからといって、ストレスのすべてがなくなるわけではない。むしろ、負け組的な俺のような低所得者に成り下がってしまっては、カネもないのにストレスは多大といった、どうしようもない人生を送ることになってしまう。

よって、もしストレスフルな高収入を捨て、低所得ながら、ノンストレスな人生を送りたいと考えられるのであれば、無計画な移行は避け、あくまでもしっかりとした計画のもと、着実なる転換を図られることをお勧めしたい。また、その際には、しっかりとした決意を自問しておいた方が良いと思う。

「こんなはずじゃなかった」

と後悔してからでは、取り返しがつかないからである。しっかりとした考えのもとで、是非とも、生きていることが素敵だと思える日々を模索していただきたいと思う。それはきっと、あなたの人生を、とても充実したものへと変える可能性が高いからである。

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