50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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底辺の負け組弱者にとって現在の政治はどうなんだろう


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■政府の舵取りがおかしな事に

私みたいな55歳高卒が底辺をはっているのは、当然なのでおかしな話ではないが、その分、優秀なエリートさんには、しっかりと日本の舵取りをしていただきたいと切に思ったりする。

ところがどう考えてみても、最近の政治は間違った方向へ舵取りをしているように思えてならない。まあ、おバカさんの私だから、読みきれないことも少なくはないんだろうけど、それにしても現在のお偉い方々は、なぜ日本国民よりも海外の投資家に優しいのかがよく分からない。株が上がって喜ぶのは、日本市場の売買比率が日本人よりも高い外人投資家だろうと思ったりする。

一方で、弱者は株式投資なんかできない。そんなカネはないからだ。つまり株価なんて関係がない。また、株価の上昇はストレートに消費には回らない。消費に回らなければ、カネの円滑な循環を促進することにはならないだろうから、本質的なデフレの脱却は難しいはずだ。最近では物価が上昇しつつあるが、この値上がり分は、円安、つまり為替変動によるものだから、物価が上がったからといってその値上がり分が給料などに転化されるわけではない。

つまり、物価は上がるが給与は上がらない。給与が上がったとしても、物価上昇には追いつけないといった現象を招くリスクが生じるはずである。そしてこのスパイラルに陥れば、実質所得は今後も右肩下がりとなり日本人はもっと貧乏になってしまう。

この程度の風が吹けば桶屋が儲かる的な相関関係は、高卒、しかも高校もまともにいかなかった私でも容易に考えることができる。

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■国のリーダーが正しい道を選択しない理由

で、あるならば、なんでエリートのお偉い方々は、改善策を打とうとしないのだろう。その要因として、いくつかの可能性を想定することはできる。

まず第一に、知ってはいるものの国民を助ける気がないので改善しないということ。つまり政治が日本市場を見ていないという可能性だ。日本を見ずにどこを見るのかと思われるかもしれないが、米国などを向いている可能性は考えられないだろうか。

そして第二。これは、日本を豊かにしたいと考えているが政治家が周辺の識者に騙されているという可能性。「なんで識者が政治かを騙すんだよ」とも思うが、識者に何らかの利権が存在するとしたなら、そんな発言は十分に考えられるのではないか。

そして第三。真剣に日本のことを考えているのに、方法をみんなで見誤っているという可能性。これも十分に考えられる。経済が上向くかという究極のタイミングで、その盛り上がりに水をさす消費税導入を例にしてみても、この可能性は否めない。しかも、消費税による経済の衰退を、いまだに認めようとしていなかったりするのも、なかなかあやしき事実だ。

さて、どれなんだろうか。頭の悪い私には、この答えは導き出すことはできない。でも、周囲の生活は確実に苦しくなっている。つまりそれが政策の結果である。

大手企業の一部では、ベアアップの明るいニュースもあるようだ。確かにこれは良い傾向ではある。ところが、日本国民の70%以上は中小零細企業に勤務するか、もしくは非正規労働者である。また、トリクルダウンが具現化しない以上、これは格差拡大の証であるともいえそうである。

偉い先生方々には、この辺をもっとしっかりと考えていただきたいと思ったりする。まあ、私の場合はプー太郎による困窮なので、ちょっと事情は異なるけどね。

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