50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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仕事が早めに終わった日はやっぱりスーパー銭湯!という話


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「午後の荷おろしは都合により中止になりました」

午前11時頃のことだ。こちらにつけて荷をおろしていては間に合わないといった判断であることの予想はついた。たぶんは別倉庫でおろすことになるのだろう。

当日になって作業時間が減らされるわけだから、労働者にとってはたまったものではない。一方でそれまで全身に感じていた疲労感が一気に吹き飛んでしまう。

今回の現場からの帰路の途中に、スーパー銭湯はなかったかを、低スペックの脳をフルに回転させて検索する。

「あった!」

ということで、午前中で仕事を終えた私は、車に戻って手弁当を駆け込んで、早速銭湯へと向かうことになる。車には、いつでも銭湯に立ち寄れるように、着替えとタオルは常備している。

最近地方都市には、結構豪華なスーパー銭湯が多く存在するのをご存知だろうか。しかも入浴料は500円から800円程度と、比較的リーズナブルである。首都圏にもスーパー銭湯はあるようだが、入浴料が2000円を超えると聞いて思わず椅子から転がり落ちそうになったことがあった。

しかも、地方のスーパー銭湯は、混雑しすぎることはない。また、様々な風呂が用意されていて、すべてに浸かっていてはのぼせてしまうことになる。

 

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私は炭酸泉が好きである。

最近では高濃度炭酸泉を作り出す機械もあるんだそうで、入るとすぐに全身体中に小さな気泡がつく。若干ながらピリピリとした感覚もある。炭酸泉は、血行を良くする効果があるんだそうだが、まさに炭酸のボトルに飛び込んだかのようで、それなりの効果は期待できそうである。

隣の水素水の風呂にも入る。こちらはどのような効果が期待できるのかの知識がない。説明書きを探したがここにはなかった。

広々とした露天からは近くの山々の眺望が見える。大型のスクリーンもあり、昼の情報番組が流れていた。

当然のことサウナもある。サウナでうなっていると、「兄さん、最近どう?」とおっさんが声をかけてくる。最近どうよといわれても「まあ適度にやってますよ」と答えるしかない。

しかし59歳の男をつかまえて、兄さんもないものである。しかもこのおっさん、多分は私と変わらない年齢層であるはずである。2つ3つは上だろうか。いや、下の可能性も否めない。でもまあ、裸の付き合いは良いものであり、適度な会話が続く。

全身に吹き出す汗に我慢の限界を感じて、「お先」とばかりサウナを出て冷たいシャワーを浴びる。冷水風呂も用意されているが、小心者の私はこれに飛び込むことはない。

平日の昼間のスーパー銭湯はシニア層が圧倒的に多い。皆常連なのだろう、あちこちで複数人が会話に花を咲かせている。早い所自分も、そんなコミュニティに入りたいと考えたりする。

洗い場でのんびりと身体を洗って、再び風呂に浸かり、そしてシャワーを浴びて風呂から上がる。持ってきていた下着をつけて服を着る。

脱衣所から出ると、そこはレストランと休憩室が別々の方向にある。休憩室には、20台ほどのリクライニングソファーが用意されていて、横になってテレビを観ることも、しばしの睡眠を貪ることもできる。ソファーに横になってテレビを観ている間に眠りに落ちていたようで、気がつくと夕方である。

 

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空腹感を覚えたので、車に乗り込み帰路につく。

「やっぱり何事も適度が一番だな」

ふと、そんな思いが脳裏をよぎる。
西に傾いた太陽が、黄昏色に染まる空の中で、ぼんやりと光を放っていた。

 


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