50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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「俺は社会不適合者だ」と悩まれているあなたへ


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■あなたはもっと自由に生きることができる

自分のことを社会不適業者であると悩まれている方が少なくないようである。周囲からさげすんだ目で見られたり、あれこれと説教をされる。自分自身でもマトモに生きたいと願っているものの、一般的な人間ができることができない。そして、「何で俺はこんな人間なんだ」と自分を責めたり、自分を受け入れない社会を憎んだりする。いががだろうか。そんな方はいらっしゃらないだろうか。

しかし実は、あなたは全く悩む必要はないし、少々意識を変えるだけで、今まで以上に自由に生きることができる。しかも、生きている実感を得ながら、人生を快適に歩むことができるはずである。

と、偉そうに書いている私も、実はご多分に漏れず「立派な」社会不適合者だといえる。もともとまともな学歴はないし、さして仕事はできないし、日々まじめに働くことに違和感を持っていたし、どちらかといえばコミュニケーション障害の気もある。

「最低だな」

おっしゃるとおりである。私は最低男なのだ。さて、では最低男の人生は最低かというとそんなことはない。昔からやりたいことはすべてやってきたし、今も自由に気楽に生きている。しかもそれでいて多くの人が持つ気負いのようなものは持った経験がない。

ということで今回は、ご自分を社会不適合者であると認識し、悩まれているあなたに、もっと自由に気楽に生きるためのコツについてお伝えできればと思う。

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■そもそも普通の人生とは何だろうか

あなたがもっと自由に気楽に生きるためのコツを学ぶ前に、そもそも社会適合者とはどのような人間をいうのかを少々見ていくことにしよう。社会とは、多数の人間によって構成されている。よってこの社会で生きていくのに最も適した者とは、何事において「普通」の人格や能力を持ち、普通の生き方ができる人々ということができる。たとえば、こんな次のような人生かもしれない。

学生時代は人並みに努力し、高校大学へと進学し会社へと入社する。会社において様々な壁に遭遇するものの忍耐と努力によってそれを乗り越えながらスキルを身につけていく。30代を迎える頃には、パートナーと出会い結婚。小さいながらマイホームを持ち、子供を育てながら幸せな家庭を築く。子供の成長を生き甲斐に仕事に生き、少々の失敗はするものの何とかそれを乗り越えながらも、子供の成人や結婚を祝う。そして定年。定年後は妻とふたりささやかながらゆったりとした老後を過ごし、そして家族に看取られつつ生涯を終える。

いかがだろうか。こんな人生であれば社会適合者として合格だろうか。いやいや、これは高度経済成長期における普通の人生であり、現在の社会においては「普通」の基準が大きく変化してきている。よってこれまでの基準に照らし合わせて自分をさげすむ必要はない。

また、「普通」が正しいという考え方にも疑問が残る。私たちの目は2つだが、よって3つの目を持つ人は好奇の目に晒されてしまうことだろう。しかし、私たちがある日突然、3つの目を持つ人々の世界に身を置かれることになったならどうだろう。好奇の目は私たちに向けられるはずである。

つまり「普通」とは、単に社会における大多数のモデルであり、それが正しいか否かとは別問題ということになる。よってあなたが普通ではなくても、決して正しくないとは言い切れない。あなたはあなたの個性を無理に変える必要はないのだ。

■社会不適合者のレッテルを貼がす経済的自立

とはいえ、社会不適合者として生きるのは肩身が狭いはずである。よってこのレッテルを何とかしたいことだろう。自分を変えることなく社会不適合者のレッテルを貼がすには、シンプルな方法がある。それは、経済的な自立である。

やりたいことをやる、もしくは何もやりたくはないなど、自由で気楽な人生を追求するからとはいえ、その振る舞いが人に迷惑をかけていては問題が残る。その相手からあれこれと文句が出るのは、ある意味当然のことといえるからだ。しかしもし、経済的に独立をしていて、誰にも迷惑をかけていないのであれば、小言をいわれる機会は半減するはずである。

さらには、普通信者のはるか上をいく収入を得ることに成功しているのであれば、むしろ普通の人々から敬われる存在になるかもしれない。仮に何かいわれたとしても「やっかみ」ととらえるだけで事は済む。もし結婚をしたければ結婚をすればよいし、子供を育てたいのであれば育てればよい。おおよそやりたいことは何でもできることだろう。

「いやいや、だから俺は社会不適合者なわけで、自由に生きていたいんだ。経済的に豊かになることなどできるはずがないじゃないか」

本当だろうか?社会不適合者は、経済的に豊かになることなどできないのだろうか。いやいや、そんなことはない。その方法について次に考えを進めることにしよう。

■社会不適合がフリーランスや経営者となることも多い

社会不適合者がマイノリティであることは確かである。しかしあなただけではない。たとえば、フリーランサーや経営者として生きている人々の中には、自分を社会不適合者と考えている人は意外に多いものだ。毎日朝早くから働きたくない、人にあれこれと指示されて生きたくない。普通の生活などしたくない。一度の人生なのだから自分のやりたいことをやりたい。想いはそれぞれであるものの、皆普通の生き方ができなかったり自分の人生にはそぐわないと感じている。そしてだからこそ会社を飛び出している。

「会社なんか辞めたら人生終わるぞ」と普通信者は助言することだろう。また、自由に生きようとして失敗したのなら「だからダメだといっただろう」との説教が待っている。

ところが大きく成功をした人間については態度を反転させる。しかし普通の世界から飛び出すことが大きなリスクであることを知っているので「お前だからできたんだ。普通は成功するはずがない」と結論づけることになる。

「俺も成功はしたいけど、何をやっていいかわからないし」

とそう思われるのであれば、とりあえずは自分のやりたいことをとことん突き詰めてやってみることだ。思いつきで本業を捨てることなく、本業を続けながらも、あいた時間で好きなことを全力でやり続けるのだ。すると、そこに収益化の道が開かれることがある。大変なことも多々あるが、普通にはなれなかったあなたが、自分の好きなことを全力でやりながらも普通の人々よりも満たされた人生を歩むことができるかもしれない。

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■あまり働かずに自由に気楽に生きる方法もある

自分を社会不適合者と思われている方の中には、「フリーランスや経営者などにはなりたくはない。俺は単に自由に生きていたいだけなんだ」という方もいらっしゃることだろう。実はこのような方が、経済的に自立する方法も存在する。

これについては、本サイトで何度もふれてきているが、支出を最小限に抑えるための環境作りをすることである。固定費や支出を最小限に抑える環境を構築するわけだ。すると、月の半分から1/3程度働けば、十分に生活することができる。そしてそこには自由な時間が生まれる。また、最小限の生活を維持するための仕事は、探せばいくらでもあるし、重い責任や無理な残業を押しつけられることもない。

膨大ともいえる自由な時間を作り出すことができれば、その時間を使ってやりたいことを思う存分にやればよいし、旅に出たければ世界を放浪するバックパッカーのように、年に何度も長期の旅ができることだろう。

最近では、ミニマリストやシンプリストなどに代表されるように、シンプルでかつ低消費の生活を手にされる方が増えている。また、Bライフなど、地方に格安の土地を購入してそこに小屋を建てて生活をする人なども目立つようになった。

これらは普通信者からすれば、マトモな生き方ではないのかもしれない。しかし自由に生きる彼らの生活に悲壮感はない。むしろ皆健康的で健全な日々の中で生きている。

日々必死に働くことで、身体を酷使したり精神的に疲弊するサラリーマンと比べるならば、むしろ健康的な自由で気楽な生涯を過ごされていらっしゃる方の人生が正しいとは思われないだろうか。

そうなのだ。あなたは普通ではなかったとしても、決して間違ってはいないわけであり、むしろ素敵な人生を送ることができる素養を持たれた方かもしれないのだ。

 


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