50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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ミドルエイジクライシスに陥ってしまった30代40代のあなたに


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■ミドルエイジクライシスに陥ってしまった方に

ミドルエイジクライシスという言葉を良く耳にするようになった。ミドルエイジクライシスとは、直訳すれば中年の危機の事であり、一般には中年が陥るうつ病や不安障害についてを指す言葉なんだそうだ。ミドルと言えば60歳に近い私もギリで含まれるかもしれないが、今回は、ミドルの入り口、30代から40代の危機について、その回避策を探っていきたいと思う。

現在30代前半の方の中には、大学を出たものの正社員採用が叶わず、非正規労働者として働いていらっしゃる方も少なくないはずである。これまで数多くの会社を受けたものの、その多くが書類選考で蹴られてしまう。また、面接の段階に至ったとしても、あれこれと言われたのちに届くのは不採用通知ばかりである。あなたは思っているはずだ。自分は価値のない人間なのかもしれないと。

しかし決してそんなことはない。あなたが現在の苦境に陥っているのは、雇用形態が急変したり、リーマンショックの煽りをうけたために、たまたま正社員としての雇用機会を奪われてしまったからにすぎないからである。

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■人生は誰もが変えていくことができる

しかし原因がどこにあろうとも、現在のあなたの生活が満足のいかないものであり、将来の不安を払しょくできないでいる現実は何も変わらない。よって何らかの対策を講じる必要があろうかと思う。

出来ることなら正社員としての仕事を得て、生涯を安定したものへとシフトしたい事だろう。しかしなかなかそれが叶わないでいる。これは先にもふれたように、日本の雇用制度が大きく変わってしまったからに他ならない。企業は守られた立ち位置である正社員の数を制限しながらも、必要にして最低限の労働力を得る方法を得てしまっている。つまり非正規労働者の活用だ。

バブル以前までは、企業が労働力を得るためには、正社員を雇用するしかなかった。おおよそは正社員雇用だったわけだ。現在では派遣法の緩和により、企業は様々な職種に非正規労働者を充てることができるようになった。この法律をなんとかしない限り、正社員の道は閉ざされ続けるはずである。ところが、企業が手にしてしまったこの法を、容易に手放すはずはない。大企業はあれこれと諮問機関や学者を動かし、そして政治家を動かす。おいそれと、正社員雇用の門が開かれることはない。

それでも正社員への道を追い求めたいのであれば、少ない可能性に掛け続けることも無意味な事ではない。しかしもし、精神的に折れてしまい、生涯このまま生きていくしかないと考えられているのであれば、ひとつ考え方を変え、非正規労働を続けながらも、正社員とは別の新たな道を模索されるのも良いかと思う。

精神的にストレスを抱えるのは、その問題の多くが低所得と、不安定な就労環境にある。いつまで働けるかわからず、所得も満足のいかない状況が続く。これでは結婚をして妻や子どもを支えていくことができない。また、老後の不安も大きい。

しかしもし、自らの手で、非正規労働者としての賃金以外に、収入源を得られるようになれば、不安の多くを払しょくする道も見えてくる。また、独自の収入源を得ることができるのであれば、一時期非正規労働の仕事が絶たれたとしても、余裕をもって次を探すことができるはずだ。大丈夫。正社員として雇用されずとも、真っ当な人生を歩んでいる人間はいくらでもいる。

■本業とは別の収入源を作り出すことのメリット

ところであなたには、得意な分野をお持ちだろうか。何もないという方は、好きな分野でも良いし興味がある分野でも良い。これらをお持ちであれば、その分野において収益化を狙うことができるものはないかを、まずは考えてみることをお勧めしたい。

収益化というと少々難しく思われるかもしれないが、たとえば、ゲームが好きであるならば、ゲームを製品として販売することを考えても良い。バイクが好きであるなら、バイクパーツに絞ってみるのも良いし、ツーリングに関するブログを立ち上げるでも良い。また、ちょっとしたジュエリーを作ることができるのであればそれを販売することを考えても良いだろうし、水耕栽培を趣味としているのであれば、その情報を発信したり、近隣の人々にそれを販売することを考えても良い。

「確かに得意分野はあるが、そんなことをしても儲かるかどうかわからないではないか」と思われるだろうか。確かにおおよその場合、ビジネスを始めたからといって最初から儲かることはないと考えておいた方が無難だ。

「それじゃあ意味がないし・・・」

いやいや。儲かることはないが十分に価値はある。実は、豊かになりたいと思いつつ豊かになれない人には共通項がある。それは、何も考えていないか、考えていたとしても行動を起こすことがないという点である。

ビジネスはどんなことであれ、最初から儲かることはまずない。しかし何も始めなければ現状を変えることはできない。儲けることがないのであれば、行動を起こすことに意味はないと思われがちである。しかし実は何かを始めることこそが、豊かな人生へと軌道修正をする実質的な第一歩となる。

というのも、何かを始めると、たとえ儲からなかったとしても何らかの結果を得ることになる。何か事を実際に成してみると、必ず何らかの結果を得ることができるのだ。全く売れなかったが興味を示した人がいたとか、ひとつ売れたが儲けには繋がらずに苦労したとかだ。行動を起こし踏ん張ってみると、必ずそこには結果が生じる。

多くの人はこの結果を得ることがなく、ただただ思考の範囲で物事を観ては人生が変わらないと嘆き続ける。しかし何かを始めると、その結果を実体験として得ることができる。そしてこの体験こそがとても大きな次のステップを生む。

想定していたものとは異なる意外な反応を得たのであれば、その部分に特化して思考を発展させ、モデルを組み替える。そしてそれを次に実行する。それでも儲けには繋がらないかもしれない。しかし新たな行動には新たな結果が用意される。あとは、これを繰り返しながら、収益化の道を探っていけば良い。

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■本業を続けながらでも誰でも歩みだすことのできる道

「面白そうだが、俺にはビジネスを立ち上げる資金もない」

という方も少なくないことだろう。もともと貧困にあえいでいらっしゃるわけだから、それは当然のことである。しかしビジネスを始めるのに、多くの資金は必要ない。というよりも、無理をして資金をかき集めてのビジネスは始めるべきではない。あくまでも本業をキープしたまま、お小遣いの範囲で事を始めることが望ましい。

「お小遣いって、そんなんじゃあビジネスは立ち上げられないだろう」と思われるだろうか。いやいや、そんなに構えなくてもビジネスを始動することは十分にできる。あくまでも一例だが、販売目的であなたは何らかの製品を仕入れたとする。仕入れ値は2000円。これを販売したら経費を引いて500円の利益が出たとしよう。これは立派な商いである。

また、利益の他に何らかの結果をあなたは得ることになる。すると次には、その結果を踏まえた販売を試みればよい。これを繰り返すことで資本は徐々に膨らんでいくし、販売ノウハウについても学ぶことになる。当初は利益はそのまま資本投下してしまうので、お小遣いは増えない。しかし徐々に在庫や流通量が増えていく。つまり初期投資はなくともビジネスは成立するのだ。

もし本気で現状から抜け出したいと思うのであれば、あなたは経営する立場に身を置くとともに、自分のできる範囲内の何かをすぐにでも始められることをお勧めしたい。何かを始めれば結果を得ることができる。そしてその結果は次に進むべき方向を照らしてくれることだろう。

時間はかかるかもしれないし失敗も多数する事だろう。しかしこの方法であれば、リスクは限りなく少ない。試行錯誤を繰り返すことで、次第にノウハウが積みあがるだろうし、徐々にではあるが利益を確保できる道を見いだすことができるはずである。

さて、いかがだろうか。

あなたには豊かになるための道が用意されている。ただしそれはご自身で模索する必要があり、そのためには、何でも良いのでいち早く第一歩を踏み出すことである。これであなたは、これまでの困窮から抜け出すことに成功するはずである。また、生きる価値や生き甲斐を必ず見つけることができることだろう。

 


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