50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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毎日1時間1週間程度で終わるギャラ20万円の仕事


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■年に2度は行いたい固定費の大掃除

季節外れの話題だが、大掃除といえば日本では年末に行われる定番的行事と言える。皆その一年のゴミを捨て去ることで爽やかな気分で新年を迎えようとする。確かにこれはとても素晴らしい習慣であると思う。ところが、毎年大掃除を行うという方でも、固定費の大掃除を行わない人がほとんどではないだろうか。

「固定費の大掃除?何それ?」

固定費の大掃除とは、現在かかっている固定費を徹底的に見なおして、無駄なものを停止したり、より安いものへとシフトする固定費支出の徹底的な見直しのことだ。そしてこの大掃除、できれば年に2度は最低でも行っておくと良いように思う。「固定費削減かぁ。必要性は感じるけど面倒で・・・」と思われるかもしれない。そんな方には別の言い方をしてみよう。

「1日1時間程度。1週間程度もあれば終わる仕事があるんだけどやらない?ギャラはとりあえず20万円ということで」

もしこんな話が舞い込んだら、どう思われるだろうか。条件が良すぎて逆に怖くなって手を出さないかもしれない。そんな話はあるはずがないと考えるからである。ところがこの仕事は存在する。そう、これこそが固定費の大掃除だからだ。

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■毎月数千円が結果的に大きなことになる事実

固定費とは、文字通り毎月固定的にかかるコストのことだ。たとえば家賃やガス水道電気代、プロバイダ料金やひかり代金、スマホなどの通信料、保険代金や各種サービス代金など多岐にわたる。

まずは、これらに毎月いくらかかっているかをしっかりと把握する。意外に多くのお金が右から左に消えていることを痛感することになるはずである。

次にこれらひとつひとつについて、徹底的に見直していく。まずは不要なサービスがないかという部分から。つまり毎月支払っているもののあまり必要とは思われないサービスを解約する。

人は新たなサービスを契約する際には慎重になるものの、契約をしてしまうと毎月いくら引かれているかに関心を払わない場合が多い。また、まったく使わないサービス品目に加入されており、それすらも知らないこともある。この点を徹底的にチェックし、解約をするわけである。

解約のためには、解約方法を調べたり申請手続きを行う必要がある。ネットサービスの場合、解約を避けるために、解約手続きが難解な場合が多い。しかしこれらはネットを検索すれば、先人が事細かく体験記を書いているはずなのでこれを参考とすれば良い。また、若干の品質低下はあるものの大幅に固定費を削減できるサービスがあれば乗り換える。スマホをMVNOに乗り換えることで月3から4千円程度の削減が可能となる場合が多い。

初めて固定費の徹底的な大掃除を行うと、多くの方はすぐに月2万円程度の削減が可能となる。2万円を大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれだろうが、これだけでも年間24万円の削減となる。

■年間数十万のお金を生み出すことも

ご家族をお持ちの方であれば、保険費用の見直しも是非しておいたほうが良い。言われるままに高額の生命保険などに加入されている方が少なくない。確かに保険料が高ければ、それだけ保証内容も充実することだろう。しかしだからと月に3,4万円程度の保険に入るのはどうかと思う。しっかりと保険料を見直すと、場合によって月々の保険料を1万円以上削減することができるものである。

固定費における最も大きなものは家賃と言える。よって家賃の見直しは大きな固定費削減となる。ただしこれについては、簡単な見直しで削減できるものではないし、それなりの準備が必要となる。移転となれば費用も発生するので、この点についても十分な検討が必要となることだろう。

これまで7万円のワンルームに住んでいた方が、3万円のアパートに移転すると、これだけで月4万円の削減が可能となる。独身であれば、帰宅して寝るだけという方も少なくないだろう。そのスペースに毎月多大なコストを投じている方が少なくない。仮に月4万円は、年に48万円の圧縮となる。

固定費の大掃除は面倒であることが多い。しかし大掃除は、比較的大きなお金を生み出すことに気づかれることだろう。つまり、面倒の枠を超えた高額なアルバイトであり仕事でもあるわけである。そう考えれば、固定費の大掃除の必要性を感じることができるのではないだろうか。

■債務返済で窮屈な生活を余儀なくされているのなら

仮に現在、サラリーマンローンやカードによるリボルビング払いなど、債務の返済で毎月窮屈な生活をされているのであれば、いち早く固定費の見直しをされると良い。人によっては、徹底的に固定費を見直すだけで、月々の返済額分程度の削減が可能となる場合もある。

つまり、毎月の返済ストレスから、すぐにでも開放されることがあるのだ。なお、楽になったからと更に借金を重ねていては、行き着く先は破産しかない。この点は十分に理解しておく必要がある。

■余裕が出たなら貯蓄や投資へ

年に2回程度の固定費大掃除を続ければ、無駄な固定費が増えていくことは極力抑えることができる。また、その意識があれば、無駄にサービスを増やすこともなくなるだろう。さらには、固定費の管理能力が備わり、またその必要性の大きさに気づくことができれば、日々の支出についても、無駄な出費を極力しない生活を手にすることができるはずである。

いち早く債務を返済したのなら、次にはその分の毎月残るお金を貯蓄へと回す。この場合、半分を金利の生まない貯蓄へ、残りの半分を投資へと回すと良いかもしれない。

すると投資に関する知識も増え始める。お金の本質的な働きを知ることができれば、お金を無駄に使うことがいかに大きな損失となっていたかについても気づかれることだろう。もし、まだあなたがお若いのであれば、この流れに乗って生きていくだけで、困窮生活や老後の不安から一切解放されることだろう。

 


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