50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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人の為になってこその人生


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■人の為になる人生とは

「人の為になってこその人生」と耳にされて、どのような印象をお持ちになられるだろうか。どちらかといえば「偽善的な考え方なんじゃないの?」と感じられるのではないだろうか。

ちなみに若かった頃の俺が、この言葉を耳にしたのなら「キレイ事いってんじゃねえよ」と突っ込みたくなっていたことだろう。しかし60代に片足を突っ込む年齢になると、不思議と今後はなるべく人の為になる余生を送りたいと考えるようになる。さて、俺の中でどのような変化が生じているのだろうか。

「自分のために生きるのに必死で他人のことなんか考える余裕はない」と、多くの方は思われるはずである。確かに30代40代においては、家族を支えるのに必死であり、他人のことにまで目を向けることはできない。しかしこれとて、実は人のためになっている。つまり、家族を支えるために頑張っているので、あながち自分だけのために生きているのではないとも言えそうである。

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■人の為に生きることで享受できるメリット

なお、人の為に生きることは、自分のためにならないかというと、決してそんなことはないことをご存知だろうか。実は自分もまた大きなメリットを享受することができるのだ。「どうせ、単なる自己満足だけだろ?」と思われるだろうか。いやいや、自己満足を超えたメリットを享受できる。それは、健康体でより長く生きることができるのである。いかがだろうか?信じることができるだろうか。

これは、実際に老後の生活を送られていらっしゃる方々を見るとよくわかる。しっかりとした人生設計の元、定年を迎えられた方の多くは、これまで必死に働くことでご家族を支えられてきたはずである。好きなことも諦めて過酷な労働を続けられたことだろう。よって、定年後はのんびりと何もやらず、好きなことだけをして静かに老後を過ごそうと考えられているはずである。

しかしこのように、何もしないといった計画で老後をスタートされる方の多くは、定年退職を迎えてから1年もしないうちに飽きてしまう。また、無力感にかられて鬱になる方もいらっしゃるので注意が必要となる。中にはこの時点でなんらかの気付きの上で、何かを始められる方もいる。たとえばボランティア活動を始められたり、これまでに培った技術を人に伝えたりといった活動を始める。この気付きに出会えた方のその後を見ていると、実にイキイキとした人生を歩むこに成功していらっしゃる場合が少なくない。つまり、人の為になっている。そしてそのことに意義を見出している。

■生物に共通する存在意義とは

この世に存在する生物は、皆個々の存在意義を、実は他者のために見出していると言える。たとえば、遺伝子を継承したり、コミュニティの一要素として全体のリスクを回避したりである。このためか、存在意義がなくなった時点で生命活動を停止する。

一方人間の場合は、子供を産み育て上げてもその後の人生が残されている。ところが、生物の存在意義としては、すでに終了しているわけであり、このままでは、急速にボケが進んだり、体調が悪くなったりする方が多い。ところがこの際、何らかの行動により、それが人のためにつながっていると、意外に元気でボケずに生活を維持される場合が多いように思う。

実際、90歳を超えてなお、仕事を持っている方は、とてもお元気でしっかりとされている。本人からすれば、辛いこともあるだろうが、生涯現役で生きていきたいとおっしゃる。人の為になっていることこそが、人生に生きがいを与え、その生きがいが、身体や脳の衰えにブレーキをかけているような気がしてならないのだ。

よって今後、老後を迎えられる方、もしくは老後を迎えられているが何もやることがない状況にあられるのであれば、何らかの人の為になる何かをはじめてみられるのも良いかもしれない。人の為とはいえ、若い頃のように必死に働く必要はない。片手間でも良いので、何らかに貢献するための活動を、週に数回数時間でも生活に取り入れてみていただきたい。すると、次第に体が元気になり始めるのに気づかれることだろう。また、モヤがかかっていたような頭に、不思議と霧が晴れたような爽快感が広がるという。これは実際に体験された方の意見である。

ということで、今後も人の為になる何かを続けていこうと思う。それは、他者の為になる一方で、自分のためにもなるはずだからである。

 

 


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