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50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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Kindle Unlimited にハマりまくっているという話


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■Kindle Unlimitedとは

Kindle Unlimitedをご存知だろうか。「今更何を・・・」とそんな声が聞こえてきそうだが、Kindle Unlimitedとは、Amazonが提供する電子書籍サービスの定額読み放題サービスのことである。月額980円を支払うことで、Amazonが提供する電子書籍の中で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるといったサービスであり、日本では2016年8月にサービスが開始されている。実はこのサービスに、遅ればせながら先週からハマりまくっている。

Kindle Unlimitedについては、サービス開始当初から知っていたし、実際に開始当初の1ヶ月無料キャンペーン期間に申し込みを済ませていた。しかしこのサービスを俺は継続することなく一度退会している。当初、Kindle Unlimitedに申し込んだきっかけが、読みたい電子書籍があり、それを読むことが目的だった。ところがこのサービス、全書籍が読み放題となるわけではなく、あくまでもKindle Unlimited対象の書籍に限られていた。目当ての書籍が読めないのでは意味がないと、テンションはそこで一旦冷めてしまったのだ。まあ、考えてみれば当然のことであり、980円で全書籍を公開してしまっては、日本の出版業界はそこで終わってしまう。

■これまで電子書籍を利用しなかった理由

また、俺はKindleのブックリーダーを持っていなかった。Kindleは、無料のアプリがリリースされているので、ブックリーダー専用端末がなくても、PCやタブレット、スマホで読むことができる。しかし、それぞれの端末は、俺の場合役割分担が決まっており、新たに電子書籍を読むタスクをそこに加えるのにも抵抗を感じた。また、タブレットやスマホは、屋外では画面が見にくいという弱点もある。

さらには、電子書籍自体に対する抵抗もあった。俺は本が好きなので、多くの書籍に接してきているが、それはすべて紙媒体であり、しかも多くが100円の古本である。公園にでかけて木陰に寝そべり読書に勤しむ場合でも、文庫本であれば、ジーンズのポケットにねじ込んでいけば良い。わざわざ端末を用意するまでもないし、そもそも1万円から高いものであれば4万円も出して電子書籍を読むためだけのデバイスを買う気にはならなかったし、そんな余裕は俺にはない。とまあそんな理由で、俺は今まで電子書籍にハマることはなかったのだ。

・・・ところがである。

■そんな俺がKindleを衝動買いしてしまった理由

先日、ジャンク品をあさりにPCなどの機器に強いリサイクルショップを訪れた際、俺はそれを発見した。専用のソフトケースとともに無造作に透明の袋に入れられて、吊り棚にぶら下がっていた。俺は当初、一般的なフォトスタンドかと思った。というのも、枠の中にモノクロの絵が嵌めこまれているよう見えたからだ。価格を見ると3000円とある。底面にあったスイッチを入れてみると、モノクロの絵が消え、Kindleの文字が浮かび上がった。よく見ると、デバイスにも銀文字で「Kindle」とある。これがブックリーダーであることを、その時初めて俺は知った。

それまでブックリーダーに大枚を叩く(廉価版を9000円程度で購入することはできる)ことに抵抗を感じていた俺だったが、3000円となると、気持ちが揺れる。結果として俺は店の戦略に乗る形でそれを衝動買いしてしまうことになった。

帰宅をして調べてみると、それは2012年にリリースされたPaperWhiteであった。しかし使用された形跡がまったく見当たらない。5年もの間どこで眠っていたのかを知る術はないが、すぐに設定は完了した。ブックリーダーのオーナーになったからには、最大限に活用したい。ということでKindle Unlimitedサービスをすぐに利用することとなる。

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■Kindle Unlimitedのサービスと電子書籍

Amazonの電子書籍には、先にもふれているようにKindle Unlimited対象書籍とそうでないものがある。また、読み放題といっても、一度に読み込める書籍数は10冊だけであり、11冊目をロードするためには、既存の10冊の中で最も古いものを破棄しなければならない。ロードした書籍はクラウドに残るが、多くの書籍をロードするためには、破棄を繰り返す必要があることから、気に入った書籍を保存するためには、単品を別途購入する必要がある。

ということで、その瞬間から、俺はKindle Unlimited対象の電子書籍を検索してはそれに目を通す作業に没頭した。速読ペースで読んでは次の書籍を検索してロード。2日で100冊以上の書籍に目を通した。

電子書籍の場合、電子書籍用に執筆された作品も多く、それぞれ10分程度で読めるものも少なくない。中には紙媒体として出版されているISBNを持つものもあるが、おおよそはライトなものが多いのだ。

これには理由があるようで、電子書籍の場合、空き時間を埋めるために用いられる場合が少なくないようだ。たとえば電車の待ち時間や移動中など、スマホの利用用途に近いものがある。このため、文字数も2万字程度、少ないものであれば数千字程度(これは少なすぎる。ちなみに本記事でも5000文字近くある)のものもあり、読むのに数分しかかからないものもある。また、ライトな分、価格設定も数十円から数百円程度と手頃な設定がなされている。

■なぜスマホやタブレットでなくブックリーダーなのか

「スマホで読めるならスマホでいいんじゃね?」という考え方もあろうかと思う。しかしブックリーダーはタブレットやスマホにはないメリットを持っている。

まずは読みやすさだ。あたかも紙媒体に印刷されているかのように表示されるので目が疲れない。画面遷移にもたつきはあるが、文字を読むための専用機であることに特化したデバイスなので、長時間読み続けても目が疲れないのはありがたい。デバイスはタブレットに近い形状だが、非常に軽く手も疲れない。ちなみに、第二世代のこのデバイスの重量は220g程度である。また、屋外でも問題なく読むことができる点も大きい。さらには、バッテリー駆動時間が桁違いに長持ちする。ちなみに毎日使っていたとしても週1程度で充電をすれば十分に持つのではないかという感じだ(ヘビーに使えば充電頻度は当然高まる)。

■やっちまった感のあるAmazonの戦略

5年前のデバイスでこれほどの満足度であるならば、最新デバイスはどんなことになっているのだろうと調べてみて、Amazonの戦略が見えなくなった。確かにスペックは向上しているようだが、価格が世代を経るごとに高価なものとなっている。廉価版もあるようだが、ライトがないなど5年前に搭載していた機能を排除していたりする。

昼間であれば問題はないが、たとえばミドル以降の人が書斎でライト無しのデバイスで文字を読むのは辛い。また、ブックリーダーはあくまでもブックリーダーであれば良い。手軽に電子書籍が読めれば良いわけであり、ジーンズのポケットに突っ込む文庫本と同様の手軽さがどうしても必要となる。ちなみに最新のKindle Oasisは、35,980円。そもそも俺には手が出ないが、この額を投じたデバイスが、手軽さという点において、紙媒体の文庫本に勝るとは思えない。ポケットに突っ込むわけにはいかない。

電子書籍の市場は、いまだ黎明期を抜け出していない。これは電子書籍のクオリティを見ただけでも判断できる。つまりこの市場は今後に爆発的な拡大の可能性を持っている。ところが、そんな貴重な時期において、ブックリーダーを高級品にしてしまっては、これがボトルネックとなって拡大にブレーキを掛けてしまうことにもなりかねない。ブックリーダーは、第2世代程度のクオリティでいい。あとはいかにこの価格を下げるかによって、あらたなユーザを呼びこむことができるか否かが左右される。日本の場合は風呂文化が定着しているので、できれば安価でありながら、防水であるならばなお普及は進むに違いない。

また、せっかく用意した廉価版から、第二世代にもあった内蔵LEDライトを取り払ってしまっては、これを購入したユーザは、結果的に見難くて使えないという結論を出しかねない。生涯売上総計を考えた場合、LEDライトをケチるのはあまりにもったいないことだと思う。

普及にAmazon自らブレーキを掛けてしまう展開は、ちょっと見ているこちらの方がハラハラとさせられる結果となっている。ブックリーダーは、低スペックであっても読みやすく、そして価格は3000円程度にしてしまえば良い。そうすれば、爆発的な普及のその後において、十分に利益を回収することができるはずである。今、ブックリーダー自体で利益を上げるのは、少々時期尚早と思えてならない。

■電子書籍のコスト的側面

2日で100冊以上の電子書籍に目を通したことについて、先にもご紹介したが、その中で自分の書庫に保存しておきたい、つまりは単独で別途購入したいと思える書籍は2冊程度だった。価格は2冊で500円程度。あとはすでに頭の中に情報を入れてしまったので購入の必要はない。

仮にKindle Unlimitedで月300冊に目を通し、その中の2%が購入したい書籍であったと過程すると6冊ということになる。また、電子書籍の単価を250円と仮定した場合、300冊に目を通すとともに自分の書庫に保存する最良の6冊を手に入れるのに発生する総コストは、Kindle Unlimitedの月額利用料980円にプラスして250円x6=1500円。総計で2480円。これで300冊分の知識はすでに頭の中なのだから、随分とコスト安かと思う。

なお、電子書籍はあらゆるジャンルが用意されている。コミックはもちろんのこと、小説などメジャーな作家によって書き下ろされた書店に並んでいる作品も数多い。当然、ビジネス書を始めとするあらゆるジャンルの作品がある。黎明期ということもあり、読むに耐えないものもあるが、Kindle Unlimitedであれば何冊読んでも金銭的リスクはない。一方で良書に出会う確率も上がるし、そのために書店で長時間立ち読みをする必要もない。リビングや書斎のソファーに横になり、「寝読み」を続ければ良いからである。

■電子書籍市場の今後とは

情報はネットでいくらでも検索できる時代だが、書籍化された情報には体系的なまとまりがある。つまり、書籍自体を検索して束で読んでしまえば、まとまった情報を一気に入手できるというメリットがある。また、ブックリーダー内やクラウド上に無制限に蔵書を置くことができるので、置き場所に困ることもない。
電子書籍市場は、今後拡大を続けると思う。というより、今後において爆発的普及の局面があろうかと考えている。
ただし、この市場の拡大を左右するのは、先頭を走るAmazonの戦略であるといえる。Amazonが正しい戦略を展開するならば、いずれ電子書籍市場は黎明期を脱し、爆発的な普及を遂げるはずである。

さて、早速次の書籍をあさっては読みふけるとしよう。しばらく仕事なんかしていられない日が続きそうだ。とほほな貧乏人57歳である。

 

 




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