50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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ダメ中年と言われないためにはそれなりのパワーと行動力が・・・ね


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ワンコールワーカーには様々な人間がいる。落ちてきた要因が明らかである人がいる一方で、なぜここにいる?的な優れた人間もいるから不思議である。ただ、そんな人でも少し話していると、その原因は見えてきたりする。

また、この人ならいずれは目指すべきフィールドに戻っていくことができるだろうと思える人もいたりで、あらゆる人を垣間見ることができるのは、この世界の面白いところでもある。ホワイトカラーの世界にもさまざまな人がいるものだが、ある一定層に集約されているように思う。ワンコールワーカーにはその枠がないわけだ。

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■ワンコールワーカーでも珍しいダメ中年

さて、先日の事だが、見かけは老人といった感じの50代中年男のワンコールワーカーと組んで仕事をする機会があった。俺にとっては比較的慣れた現場だったが、その都度現場スタッフから指示を受けて動く必要がある。あれこれと現場スタッフと話していると、彼はその間に割り込み、「ふんふん」「なるほど」「そうですね」などと相槌をうつ。まあ、彼も同様に指示を受けなければならないので問題はないのだが、どうもその相槌に違和感を覚えた。しかしこのとき、違和感がどこに感じられたのかはわからなかった。

この違和感の正体に気付いたのは、実際に仕事を始めた時だった。指示されたことをまったく守らない。どういうことかと思ったが、仕事が進まないのは困るので、指示された内容をひとつひとつ俺が伝え直していく。すると何度目かにそれをすることができるようになった。

次の仕事に取り掛かることになり、現場スタッフとあれこれ話をしていると、彼は再び「ふんふん」「なるほど」「そうですね」を炸裂。実は現場スタッフの指示もさまざまで、指示に矛盾や足りない部分もある。その部分を確認すると、その際にも「ああなるほど」と横でうなずいている。

そこで仕事を始める際に「では、あなたはここで作業を始めてください」と指示を出して、俺は少し離れた所で、別の作業から開始することにした。少し離れた場所で、彼が指示通りに作業ができるかを観察することにしたわけだ。すると、まったく指示を理解していない。何をやって良いのかがわからないのだ。俺は再び彼の所に戻り作業内容を伝える。

さて、彼はどうなっているのか?違和感はあるものの会話は成立している。しかしまったく作業を理解していない。理解していないのなら聞き返せばよいわけだが、それもできない。どこに問題があるのか。当初それがまったく理解できなかった。しかし後に、彼が中間管理職から落ちてきた人間であることを知って初めて納得がいった。

彼は、それまで上司や顧客などとの会話の中で、「ふんふん」「なるほど」「そうですね」と応答すること自体が仕事だったに違いない。実務は多分部下が行っていたのだろう。あとは、その成果報告を部下から受ければ良かった可能性が高い。しかもそんなポストの在籍が長期に渡ったのだろう。それが身体にしみついてしまっている。

午後になる頃には、不平不満が出始めた。「仕事の流れが悪すぎる」「この仕事は自分には合わない」「どうなっているんだ。この現場は」とぼやいくが、そこには自己の反省はまったくない。彼自身に問題があることを理解できていない。つまり彼は空っぽなのだ。

昨今、中年、特に50代の人が非難を浴びることが多いと聞いている。「まるで使いものにならない」と、30代40代の人間から突き上げを受けている。俺はこの話題を耳にして、これまた違和感を覚えていた。しかし、若い世代から突き上げを食らう人間の代表格が、この彼のようなタイプであれば、確かに部下の不満は増大するだろうと納得した次第である。

■50代が若い人間から突き上げを食らわないために

さて、では50代が若い人間から突き上げを食らわないためには、どうしたら良いだろうか。もし仮にあなたが50代の中間管理職であるならば、まずは自分が空っぽであるか否かをしっかりと見据えるべきかと思う。また、部下がいる場合には、部下を束ねることの意味をしっかりと再認識しておく必要がある。

仕事全体を見渡し、それをすべて理解している必要がある。立場や役職のみならず、実践においての実力者である必要がある。また、管理職である以上、部下を使うわけだから、部下の功績は称え、部下の失敗は、あなたが自ら責任を取る覚悟を持たなければならない。本来の管理職とはそれが仕事だからだ。これが逆になると、部下は不満を増大させることになるので注意が必要である。

サラリーマンの場合、自己の保身も必要となることだろう。しかし保身は小手先よりもむしろ実力で担保しておく方が事はうまくいくことが多い。ちなみに、このようなリーダーは、50代でも部下からの高い信頼をしっかりと得ているし、突き上げをくらう機会は限りなく少ない。この点を考慮し、是非とも残り少ないサラリーマン生活を全うしていただきたく思う。

■現在の若者サラリーマンが今から準備すること

なお、このネタを書いたついでに、50代を突き上げている若者の方々にもコメントを残したい。無能な中年を攻撃したい気持ちはわかるが、今後もホワイトカラーで生き抜いていくためには、今以上の実力をつけるとともに、間違いのないリーダー学を今からしっかりと学ぶ必要がある。

「あんな上司、使えねえよな」というのは簡単だ。しかし会社である以上、同じ環境で生きている。よって自分が上司の立場になった際に、現在の上司と同様の振る舞いをしてしまう可能性が高い。

「いや、俺はあんな使えない人間ではない」と思うことだろう。しかし現在の上司も若い頃、まったく同様の事を言っていたりする。

あなたが50代になる頃のサラリーマンの状況は、現状よりもさらに厳しいものとなっている可能性が高い。サラリーマンの雇用状況は、今後改善傾向をみせることはない。法人は実力を持たず売上を自ら上げることができない社員を切り捨てることができるようになる可能性が高い。「管理なら得意です」は通用しないし、そもそも今後はさらに管理職の数が減少を続けることだろう。

現在あなたの世代が構築しつつある50代潰しの論調は、徐々に社会全体に伝わりはじめ、それが一般化していく。そして、そんな50代のサラリーマンにとって最も厳しい状況が確立したとき、あなたは50代を迎える。

一度落ちると、這い上がるのは厳しいよ。是非とも今から万全な準備を始めておいていただきたいと思う。

 




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