50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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資産1億円以上の人と資産1千万以下の人


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あなたは今、どの程度の資産を持たれているだろうか。株式を始めとする各種金融商品への投資資金、一時払い生命、年金保険、預金などの合計額をざっと計算してみていただきたい。これらの純金融資産保有額計が1億円を超えるのであれば、あなたはいわゆる「勝ち組」である。ちなみに資産1億円を超える人々を「富裕層」と呼び、この割合は世帯別にみると、全体のおよそ2%程度との試算もある。いかがだろうか。あなたは富裕層に属していらしただろうか。

さて、もしあなたが富裕層に属されていたのであれば、老後におけるもう一つの重要な何かを見つけ出す準備を始める切っ掛け作りとして、以降のお話を参考としていただきたい。その一方で「俺はまったく届かない」と思われた方であれば、富裕層でなくても、老後を豊かに過ごすことができる切っ掛け作りができるかもしれない。

今回は「資産1億円以上の人と資産1千万以下の人」というお話だ。「資産に10倍以上の開きがある人って、天国と地獄?」と、そう思われるだろうか。仮にあなたがすでにミドルの域に達しておられるのであれば、資産額総計で逆転を狙うのは難しいと言えるだろう。しかし勝ち組以上に豊かな生活を送ったり、生きがいを持ってハリのある日々を送るのであれば、それは十分に可能となる。

これは、既に定年退職をされている知人の実際の比較をもとにしている。なお、ここでは、資産1億円以上の人をAさん、資産1千万以下の人をBさんとしてお話を進めていくことにしよう。

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■AさんBさん、それぞれの老後の生活

Aさんは、大手企業において部長職まで勤め上げたいわゆるエリートであり、しっかりとした計画のもとでマイホームを取得するとともに、貯蓄も毎年着実に積み上げることに成功している。お子さんに恵まれなかったこともあり、生活はとてもゆとりあるものだったようだ。不動産投資に手を出せなかったのは心残りだというが、それでもしっかりと勝ち組に属する形で定年退職を迎えている。

定年後の彼は、妻とともに海外旅行を楽しんだり、趣味の釣り三昧、さらにはキャンピングカーを購入し、のんびりと日本全国を巡る旅を楽しんだ。まさに勝ち組の老後生活である。

彼自身、順風満帆のうちに人生が終わっていくことを確信していたという。しかし定年から数年経過したころから、その華やかさを失った。当初は行動的だったAさんだったが、数年で遊びつくしてしまい、その多くに飽きが来たのだという。また、ある日突然、資産の取り崩しに対する危機感を覚えだしたという。貧乏人の俺からすれば「1億も持っていて不安がる必要はないだろうに」とも思えるが、富裕層には富裕層なりの危機感があるのだろう。

一方Bさんは、エンジニアとして定年を迎えている。中小企業ではあったがそれでもしっかりと勤め上げているのだから決して負け組ではない。Bさんは定年後、念願だったカフェを、自宅の敷地を用いてオープンしている。

自宅は親の代からのものだが、地方ということもあり小道を隔てた空き地を10台程度の駐車場スペースとして活用することもできた。改装費用などもあり、Bさんの資産は500万円ほどまで目減りすることになった。よって老後に自由を謳歌するといったAさんのような華やかさや余裕はない。しかし田舎のカフェは意外にも受けた。営業時間は8時から18時だが、営業マンを中心として誰かしら客はいるようだ。

「老後の楽しみもなく、毎日が仕事だよ」とBさんはいう。確かにAさんのように海外旅行を楽しいでいる余裕はなさそうだ。しかし不思議とBさんには活気がみなぎっている。週に2回ほどはジムやプールに通っているし、休日には一眼レフを片手にあちこちの山を訪れている。

■AさんとBさんの老後の相違点とは

AさんBさん、両者の違いは何だろうか。資産額は明らかにAさんの方が高い。それにもかかわらず、最近の両者を見ていると、Bさんの日々に充実感を見て取ることができるような気がする。Aさんは完全な隠居生活である一方で、Bさんは仕事を持っている。よってBさんにはフルタイムの自由はない。しかしその一方で、Bさんには自ら作り上げたビジネスと、それによる日々の収入がある。

Bさんには、早朝から起きて、すべきことがいろいろとある。そして自分の店を介した社会とのつながりがある。また、Bさんにはお子さんが二人いるが、二人ともすでに独立して家庭を持たれている。よって生活にさほどお金はかからない。カフェの利益は少ないものの、家賃などはなく、赤字に陥ることはないのだそうだ。年金以外の収入によって生活を賄うことが可能であり、生活を維持しながら貯蓄を増やすことに成功している。この部分の精神的な効果は大きい。

資産があってもそれを使いつつの生活と、資産が少なくとも今なお積み上げることができる生活には、精神面において大きな相違が生じるわけである。

■真の勝ち組は生き甲斐を持ち続けつつ貯蓄額を増す

さて、いかがだっただろうか。ここに挙げたAさん、Bさんとは、あくまでも一例に過ぎない。資産は多ければ多い方が良いはずであり、少なくて良いということではない。
しかし、多くの資産を持っていたとしても、それを消費するだけの余生では、面白味が半減してしまう。また、お金のみで充実した時間を得られるわけではないのがわかる。確かにお金は必要だが、老後においては、それにプラスして、何らかの生き甲斐を持てるか否かの部分に、重要な要素が隠されているように思う。

現在、最前線でバリバリと働いていらっしゃる方であれば、老後には好きなことを好きなだけしつつ生きていきたいと願っているはずである。ところが、フルタイムの自由を獲得できたとしても、その楽しみは永年続くものではない。

また、勝ち組に属するほどの金融資産を保有していたとしても、それを切り崩すのみの余生には、どことなく落ち着きのない危機感が伴うことがあることも、早いうちから知っておく必要がありそうである。

いずれにしても、あなたなりの充実した老後を過ごすための資金、ならびに生き甲斐作りは、今から始めておいて損はなさそうである。

 

 




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