50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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「行動が伴わなければ結局夢は叶わない」というお話


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■コラテラルという映画をご存知だろうか

コラテラル(Collateral)という映画をご存知だろうか。2004年に製作されたトムクルーズ主演の米国映画だ。この映画において、トムクルーズは殺し屋として登場する。また、名脇役として、タクシードライバー扮するジェイミーフォックスがいい味を出している。

タクシードライバーとして働いているマックス(ジェイミーフォックス)は、後にベンツを手に入れ、最高級のリムジン会社を立ち上げることを日々夢見ている真面目な黒人ドライバーだ。客待ちの際には、ベンツのパンフレットを取り出してはそれを眺める。また、嫌な客を下した後には、サンバイザー裏に張り付けてあるモルジブの写真を見て過ごす。

マックスはある夜、ヴィンセントと名乗るビジネスマン風の客(トムクルーズ)を乗せる。ヴィンセントは、マックスに対して「今夜は仕事で各所を回る必要がある」として、貸し切りを持ちかける。当初は規則違反だと断るが、600ドルの提示にこれを受けてしまう。

ところが、その夜のターゲット5名の暗殺現場を回るための移動手段として、タクシーが必要だったことに、その後のマックスは気づかされることになる。マックスは、半ば強制的に殺人の片棒を担がされることになる。

表情一つ変えることなく殺人を繰り返しては車に戻るヴィンセントに、マックスは言う。

「人間なら誰もが持っているはずの心を、あんたは持ってない」

すると、ヴィンセントはこう答える。
「自分はどうだ?」
「タクシーを小ぎれいにして、夢はリムジン会社か?いくら貯まった?」
「きっといつかは夢が叶うって?そうしてある日ふと気付くのさ。夢は叶わないまま、いつのまにか歳を取った自分に…」
「叶わないのは、自分が何もやろうとしなかったからだ。夢は記憶の彼方に押しやり、肘掛け椅子に揺られ、一日中ボンヤリテレビを見て過ごす」
そして、こんな言葉を添える。

"Don't you talk to me about murder."

直訳すれば「殺人について俺に語るな」であるわけだが、ここには「日々自分を殺し続けているお前が…」という言葉が隠されているように思う。ヴィンセントは続ける。

「リムジンなんて、頭金作って踏み出せばいい。なぜ、いつまでもタクシーになんか乗ってる?」

マックスは、リムジン会社の起業を夢見ていた。しかし夢をいつか叶えようと思いつつも、それはいつまでも「いつか」であったことに、ヴィンセントの言葉で気づかされることになった。

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■夢をほぼ確実に叶える方法

誰もが夢を持っているものである。しかしその夢を現実に手にする人間は限りなく少ない。

夢を手にできないで終わる人間には、共通点があるものである。映画の中のマックスもまた、この中の一人だったといえる。それは夢を"Someday my dream will come."として捉えてしまう点である。

「夢はいつか叶う」

一見何の問題もないように思えるこの言葉は、実は「夢は結局叶わない」という事実に直結している。「いつか」とは、5年後であるかもしれないし、10年後であるかもしれない。つまりいつでも良いわけだ。しかも「いつか」には、「今後、何らかのチャンスに巡り合えたら」とか「状況がもし好転したなら」などといった受動的な付帯要素が絡んでいることが少なくない。

よって、しばらくノンビリしていても構わないし、そもそも何らかの要素が発生しなければ、自分が動く必要がないことになる。しかし、黙っていて状況が好転することなど、まずない。つまり「いつか」では、夢は叶うことがないのだ。
では、どのように夢を捉えたなら、それを実現することができるのだろうか。実現方法は、実は至極簡単である。それは、夢に対して、リミットを設定するだけで良いからだ。

たとえば「俺は今の夢を5年後に手に入れる」とのプランニングをする。これで「いつか」は払拭されることになる。

目標を5年後に設定したなら、次に、5年後に夢をかなえるためには、何が必要であるのかを考える。また、そのためにはどのような自分になっている必要があるのかも考えておく必要があるかもしれない。さらに、3年後にはどのような状態に達するか、そしてそのためには1年後には何をしているべきかという形で、夢を達成するためのステップを考え、それぞれに目標を設定する。

1年後に何をしているべきかを考えたなら、次は半年後のプラン、そして3か月後のプラン、来月のプランというように、さらにプランを細分化し、その時々にどのような状態であるべきかを考え、しっかりと紙にでも書き留めていく。

すると最終的には、今日何を始めなければならないかを見ることになるはずだ。今日からスタートし、毎日小さくても何らかの行動を続けよう。ちなみに「明日から」ではダメだ。明日からでは、明日になった時点で再び「明日から」と先延ばしになるリスクがあるからだ。

しっかりとしたリミット付きプランを考え、これを今日から実行する。これだけで、夢の達成確率は飛躍的に向上することになる。プランをその都度実現していけば良いからだ。そして5年後には、黙っていても夢に到達することになる。

いかがだろうか。決して難しい話ではないことをご理解いただけたことだろう。さあ、それでは早速始めよう。あなたは夢を手にすることができることだろう。

 

 


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