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50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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「正社員雇用なら工場勤務も悪くないよ」というお話


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■工場勤務が意外に楽かもしれない理由

最近は中途採用枠も限られているから、簡単に転職はできないし、たとえできたとしても、年収の大幅なダウンを余儀なくされることは少なくないことだろう。また、何らかの特別なスキルがなければ、年齢に関係なく仕事はある程度限られてくることだろう。

もしあなたがまだお若い方であり、何らかの事情によって現在求職していながらも、なかなか仕事がないとお悩みであるならば、工場勤務はいかがだろうか。

「工場?イヤだよ。辛そうだし」

確かに工場というと、仕事がヘビーだし、給与も今一だし、そもそもあんまりカッコいい職業とは言えないかも知れない。実際、日雇いバイトで工場へ行ったりすると、どこもかなりヘビーであり、俺自身、嫌々仕事をしていることも少なくない。

「自分がイヤだと思う仕事を、なぜ勧めるのさ」

確かに。自分がイヤだという仕事を人に勧めるのは矛盾している。しかし実は、これにはそれなりの理由があるのだ。

今回、記事のタイトルにも記しているように、工場勤務には、「正社員雇用」という前提条件を設けている。ちなみに俺が工場で働くのは、日雇い派遣のバイトという立ち位置である。実際に経験をされている方であればおわかりだろうが、これは結構厳しい。しかし正社員の立場であれば、工場勤務とて意外に楽であることが少なくない。今回はこの点について少々触れてみようと思う。

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■工場における労働力の構成とは

これは工場やそこで生産しているモノ、さらにはライン部署によっても異なるので、どこでも同じと言うことではないが、大手直営工場の場合、そこで働く労働者の多くは、非正規労働者である。

自動車関連の場合の事情は異なるが、たとえば食品工場で日々弁当をラインで生産しているなんて所では、実際に生産の最前線で腕を振るうのは、期間契約の派遣労働者か、もしくはパートのおばちゃんなどである。

彼女らは、朝から晩まで長時間の勤務を強要される。まあ、給与はしっかりと支払われるのでブラックとはいえないが、長期の仕事を得ることができる代わりに、ヘビーな勤務スケジュールを受けざるを得ない雰囲気が漂っていたりする。しかし長期的に働くので次第に仕事を覚える。工場における主力労働者といえるだろう。

一方、パートの下で雑用をこなす要員として、日雇い派遣労働者が使われたりする。この労働力は、生産量によって調整がなされる。工場が忙しくなると、多くの糊代的労働力として、日雇い派遣労働者が使われるというわけである。つまりここが末端労働ということになるだろう。よって日雇いは、期間契約の派遣労働者、もしくはパートの指示を受けながら、ヘビーな仕事をこなす必要があるわけである。

このように、工場労働者の多くは、実は末端労働者とその上の主力労働者によって稼働していることが多い。つまりほとんどが非正規労働者によって稼働しているわけだ。

■工場における正社員の立ち位置

さて、では正社員はどこにいるかというと、主力労働者もしくは末端労働者を監督する立ち位置にいる。入社当時は、すべてを覚えなければならないので、他の非正規労働者と同様の仕事をせざるを得ないが、次第に監督側の仕事へと移行していく。中には若者というよりも、むしろ子供に近い童顔の人間が、監督業務としてラインを仕切っているところすらあるのだ。

ヘビーな仕事は、すべて非正規労働者によってなされることから、正社員に課せられるのは、辛い仕事ではなく、むしろライン生産量の数値と言うことになる。これは、ホワイトカラーに課せられるものと同様である。まあ、この数値のノルマが、結構胃を痛める要因となるわけだが、少なくともヘビーな仕事で身体がボロボロになることはない。

だからもし、工場勤務がヘビーだからという理由で、正社員雇用があるのにそれを拒んでいるのであれば、まずはその工場を見学させてもらい、その工場において、正社員がどの立ち位置で仕事をしているかを見てくればよい。工場労働とて、正社員であれば、案外優遇された環境で働くことができる工場もあるはずである。

末端労働でこき使われるのではなく、監督者としてパートや派遣を使う側に回ることができる上、福利厚生サポートも万全である。しかも大手の場合、含み資産を多く持つことから、なかなかつぶれることもない。非正規の工員と同様、作業服を着る必要はあるが、末端で苦労するのは、最初の1,2年であり、あとは監督側に回る可能性が高い。つまり体力的にヘビーな労働が生涯続く可能性は低い。意外なことだが、オフィスワークよりも楽なこともあるのである。

最後に繰り返すが、これは業態や工場によって異なる。しかし正規労働者は、工場においても優遇されていることが多い。正社員として雇用されるのであれば、工場を選択肢として加えておいても、決して損はないはずである。

 




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