50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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小金持ちと資産家の相違点を知ると真の価値に気づくことがある


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■一見どちらも豊かな小金持ちと資産家

貧乏人の俺からすれば、安定した収入のある方々は皆勝ち組である。つまり俺よりはお金持ちであるわけだが、よくよく観察してみると、お金持ちの中にも、小金持ちと資産家がいることがわかる。そもそもお金持ちとは、どのようにイメージできるだろうか。

「豪邸に住んで高級車を乗りこなす」
「ブランドものに身を包み、ランチやディナーを高級レストランで楽しむ」
「たまの休暇は必ず海外で過ごす」
「財布にはいつも万券の束がある」

などなど、考えればいくらでも思いつきそうだ。あこがれる生活の数々である。しかしこのような生活をする人の中には、小金持ちも存在するし資産家も存在する。つまり表面的なライフスタイルだけでは、その人が小金持ちか資産家かは見分けることができない。いや、むしろこの程度のライフスタイルをひけらかすようであるのなら、その人は小金持ちに属する可能性が高いと思われる。

さて、ではなぜそう言えるのだろうか。人が羨む生活をすることが可能な人々なので、みな金持ちに変わりはないではないかと、そう思われるかもしれない。しかし、小金持ちと資産家には、表面的にはない根本的な部分における大きな相違がある。

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■小金持ちにみる特徴とは

人は多くの場合、豊かさを望む。そしてだからこそ、豊かさを実現するために頑張って仕事をする。仮にこの人の収入が増えれば、それはすなわち豊かさの実現となるわけだ。

さて、豊かさを実現するためには、稼いだお金を使う必要がある。豪邸も高級車も、ブランドバッグや高級レストランの食事にも、それぞれ高額のお金が必要となるからだ。
ところが、いくら高収入を得ている人とて、使えるお金には限りがある。湯水のような消費は、高収入を得ている人とて困難なことだろう。

しかし、ひとたびお金を使うことに価値を見いだしてしまうと、これに歯止めをかけるのは難しい。周りの目も気になるし、そもそも自分についた「お金持ち」の地位を、自ら剥がしたいと考える人は少ない。

幸いにも、資本主義社会には、お金を手軽に借りることができるサービスが数多くある。そこで「今月は少々苦しいが、新作のバッグが出たのでこれは買っておきたい」と、知らず知らずのうちに、収入を超える支出をしてしまったりする。このような方は、資本主義社会には数多く存在する。つまり、収入よりも支出が多い人々である。一見、人が羨むライフスタイルを送っている年収1千万以上の人々の中にも、同様の問題を抱える人は少なくないわけである。

しかし、借金を抱えていても、年収1千万円を超える人々は、サラリーマンの倍以上の収入を得ているわけだから、ここでは小金持ちとして讃えておきたい。

■真の資産家が辿る王道とは

さて、次に資産家について、その人がどのような生活をしているか、もしくはその人が資産家となるために経た道とはどのようなものかを考えてみよう。これを知ることで、小金持ちと資産家が、実は基本的な部分で大きく異なる点についてご理解いただくことができるからである。

資産家と言うからには、資産を持っている必要がある。これが前提となる。また、資産を作るためには、それが遺産などで手に入れたものでない限り、自分で作り出す必要があったはずである。

よって、必然として彼らは当初、収入を下回る生活を維持しながら、毎月お金を貯めたことだろう。当然のこと、高級車やブランド品などには手を出さなかったに違いない。とにかくは、極限まで支出を減らすことを考えるとともに、収入を増やすことに努力しつつも、毎月確実に貯蓄額を積み上げていったに違いない。

この道のりは長く辛いものであったかもしれない。しかし彼らは知り抜いていた。それは、お金が自分に代わってお金を生んでくれる力を持っていることを。そして、無意味な消費が如何に無駄であることをだ。

資産家として成功された方の、まだ若き日の収入が年収300万円だとすると、150万円で生活をして150万円は貯蓄へと回していたかもしれない。つまり、収入の中から、最大限にお金を残すことに専念し、それを長年続けてきたことだろう。そして、まとまった資金を確保するのと同時に、そのお金を用いて、さらにお金を生み出す方法を必死に学んだはずである。お金は利回りによってお金を生み出す。資本家になる人々は、この部分の知識に敏感に反応するものである。

時は経ち、彼の年収は1000万円を超える。しかしこの段階においても、彼らは他の年収1千万円のライフスタイルを真似ようとはしない。年500万円の支出に押さえ、残りの500万円を貯蓄へと回す。常にこの繰り返しである。

「資産家がそんなに慎ましいとは思えない。良い生活をしているではないか」

確かに。しかし考えてみていただきたい。年収3000万円得ることに成功している方が、たとえばその半分を生活費に回したなら、それだけで年1500万円でのライフスタイルを送ることができる。しかもこの資産家は、それでいながら、年1500万円のお金を貯蓄し、再投資することができる。

つまり彼らは、収入を越える支出をしない。お金の重みを十分に知り抜いているので、できうる限り支出を抑えつつ、そのお金を投資へと回すことで、さらなる利益を追求しているわけである。

実はこの点が、小金持ちと資産家の大きな相違である。一見双方ともリッチなライフスタイルを送ることに成功している。ところがその内情はまったく異なるものなのだ。
さて、ではあなたはどちらになりたいとお考えだろうか。小金持ち?それとも資産家?
もし答が資産家なら、すぐにでも始めなければならない。生活を最低限まで切り詰め、できうる限りのお金を貯めることをだ。そして、より高い利回りで自己資産を回すための勉強をである。見せかけだけの表面的な小金持ちでは、決して味わうことのできない豊かな未来を、あなたは将来、きっと手にすることができるはずである。

 


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