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50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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「健康のため禁煙をして自転車通勤」のリスク

雑感編 社会問題編


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■タバコは健康に悪いので禁煙しよう

「タバコは健康に悪いので禁煙しよう」と、この決意のもと、見事にタバコをやめられた方は立派だと思う。タバコには強烈な常習性があるため、安易な意志のみでの禁煙は難しいからである。これは直接脳に入り込むことができるニコチンを、脳は無条件に欲するからであり、意志とは関係なく、タバコを吸いたいと脳自体が要求するからなんだそうだ。

ちなみに現在では、世界的に禁煙運動は進んでいて、世界の多くの国において、パブリックスペースにおける喫煙は制限されるようになっている。まあ、タバコを吸わない人間からすれば、臭い煙を吸わされるのは不快意外のなにものでもない。

しかし、昭和20年代中頃から、日本における喫煙者の割合は、右肩下がりを続けているのにも関わらず、肺ガンの発生率は、常に右肩上がりを続けている統計を見るに、タバコと肺ガンの相関関係はどうしても疑いたくなる。

すでに喫煙率が減少をはじめてから65年近くの年月が経過している。肺ガンとの相関関係があるのなら、この減少率は必ず肺ガン発生率に影響を及ぼすはずなのだ。この辺のデータの矛盾は、政府でも把握していのか、最近のタバコには「人により程度はことなりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます」「喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます」という警告文が目立ち、肺ガンや肺気腫などのリスクメッセージがトーンダウンしているように思う。

となると、肺ガンの危険因子はタバコ以外に存在するような気がしてくるわけだが、あれこれとデータを追いかけていると、みんなが知っていながらも、対岸の火事的に考えているあるものがとても気になる存在として浮き彫りになる。そう、PM2.5の存在である。

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■最近日本でも懸念されるPM2.5の存在

PM2.5とは、粒径2.5μm、つまり2.5mmの千分の1以下の微小粒子状物質をいう。単なる化合物と言うよりは、金属や硫酸塩、炭素などを含む混合物であることが多い。

PM2.5のやっかいなところは、そのサイズにある。花粉よりも小さなこの物質は、呼吸によって肺に取り込まれるとともに、その奥深くまで到達する。このため、長年PM2.5を吸い続けることにより、肺ガンなどのリスクが高まると言われているわけである。

「たまに中国からやってくるらしい。その時は注意しなければ」

と、多くの方はそう考えている。しかし、身近なリスクとしてこれをとらえている人は、まださほど多くないことだろう。

ところで最近の日本の自動車は、低燃費となってきているのをご存じのことかと思う。エコを売りとするこれらの自動車は、1リットルで20km近く、いや、それ以上走行できるものもある。最近の自動車がこれほどまでの低燃費を実現できたのは、直接燃料噴射式を採用しているためである。燃費が良いというのは、ドライバーにとってありがたいことである。また、排気についてもクリーンとなり、良いことだらけ。さすが日本車だけのことはあると、誰もがそう考えているはずである。

ところがこの直接燃料噴射式の車は、従来のガソリン車の10倍以上ものPM2.5を排出することが、最近わかり始めている。今後、低燃費車はさらに増加することになるので、この排出量は年々上昇傾向をたどることだろう。つまり、PM2.5は、中国を原因とする汚染のみならず、日本国内でも排出量が急増し始めている大きな問題であるわけだ。さて、ということで、今後は、少々考えなければならないことがある。それはPM2.5対策についてである。

たとえば、タバコは健康に悪いからと、禁煙に成功するとともに、運動不足を解消するために、自転車通勤を始める人は少なくないことだろう。しかし、自転車通勤の場合、PM2.5の排ガスをもろに吸い込みながらの走行を余儀なくされることだろう。すると、せっかく健康のために始めたはずなのに、実は肺ガンリスクを高める可能性も高いというわけである。これではまさに、本末転倒ということにはならないだろうか。

もし、今後も自転車通勤を続けたいと思われるのであれば、PM2.5に対応するマスクをする必要があろうかと思う。しかしこのマスクは意外に高価なので、もしPM2.5に非対応なものを用いるのであれば、マスクを2重にすることで、リスクはある程度低減できるそうである。

「健康のため」と始めたことが、大病を呼び込むことになることもある。しかし現在では、インターネットという強い味方も存在するので、これをうまく活用するとともに、表面的な情報を鵜呑みにすることなく、自分に最適な健康法を見いだしていただければと思う。

 




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