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50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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[第2話]遅くとも50歳には始めるべき65歳まで生き抜くための準備

人生編 現在の中年編 生活費削減編 社会問題編 老後生活編


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■5年分の生活費を貯金することが難しい場合

前回の記事において、60歳以降、65歳までの5年間を生活するためには月20万円x12ヶ月x5年分の資金、おおよそ1200万円は確保しておく必要があるとの試算をした。そしてこの額は、50歳から月10万円を10年間為続けることで得られる額であることにもふれた。

ところが、定年前の10年間は、子供がちょうど大学を経る頃であり、多大な教育費がかかる。このため月10万円もの余力資金を捻出することは困難を極める。つまり、一般的に考えて、あまり現実的な話とはいえない。とはいえ、60歳から65歳までの5年間も、しっかりと生きていく必要があるわけだら、何らかの方法を考えておく必要はあることだろう。

生活を維持するためには、資金を増やすという観点以外にも、しっかりと準備をして支出を極限まで減らす、収入を増やすという手もある。もし月10万円もの貯金ができないのであれば、この線で考えを進めていくのもひとつの手ではある。

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■まずは支出を減らすための準備を

まずは、極力支出を減らすといった考え方だが、60歳になった時点において、債務をゼロにする準備は、たとえば50歳になった段階から準備をすることで達成することは十分に可能なはずである。債務としてもっとも大きなものは住宅ローンだろうから、これを前倒しで返済し、60歳になった段階で完済することで、それ以降の生活負担を軽くすることができる。また、この頃になると、建物自体にも各所に劣化が見え始めるため、あらかじめその部分の補修などを完了しておくことも必要となるかも知れない。

他の債務も同様に完済する。資本主義経済に生きる私たちは、とかく借金体質を招きやすいものだが、もし60歳からのビジョンが見えないのであれば、少なくとも借金はゼロとすることが最低限の防衛策となる。

また、この頃になると、たぶんは子供たちも成人していることだろう。子供たちにもしっかりと説明をして、60歳から65歳までの5年間について、なんら経済的支援はできないので、その準備をしておくように伝える必要がありそうだ。できた子供であれば、逆に支援を願い出てくれるかも知れないし、同居の場合は、自分のかかりうる経費はすべて自分で負担してくれるようになるかもしれない。これで、かかる経費は夫婦二人で生きていくためのもののみとなる。

あとは固定費の徹底した削減である。これまで毎月かかっていた固定費をすべて見直し、無駄な部分は事前に削減するかもしくは排除していく。固定費削減には、お二人の意識を変える必要があるかもしれない。また、準備には、意外にも時間がかかるものだから、あらかじめ夫婦で話し合い、60歳からの5年間を乗り切るための戦略を、夫婦の相互理解のもとで考えていくことが必要である。というより、固定費を削減することを、お二人の共通する趣味としてとらえてしまっても良いかもしれない。

「これまでの取り組みで、月々の固定費が3万円減った」などと、二人で喜びあうというのはどうだろうか。

生活費についても同様にしっかりと見直して、最低限の額で生きることのできるモデルを模索しておくのも良い。これまで染みついてしまった浪費癖を排除しておくことで、60歳からの5年間は、意外にローコストで乗り切ることができるようになるはずだ。

債務がなく、最低限の固定費、ならびに生活費で暮らす環境を構築しておけば、それだけ破綻リスクは低減することになるので、時間をかけて取り組むことは十分に意味のあることである。

 

■会社に頼らずに収入を得るための準備

もう一点は、収入を増やす取り組みだ。支出を最低限に落としつつこれを断行すれば破綻リスクはかなり解消されていく。しかし収入を増やすにも、60歳にはまともな仕事はない。「60歳でさようなら」の会社に勤務している場合、それから以降は自力で収入を作り出す必要があるわけだが、なかなかこれは楽な話ではない。

そしてだからこそ、50歳を迎えた頃から、この準備を始めておく必要がある。50歳であれば60歳まで10年の時間がある。この間に、時間をかけて自分のビジネスを作り上げるのだ。

ただ、それまでずっとサラリーマンであった場合、自分のビジネスといっても理解に苦しまれるかもしれない。自分のビジネスとは、つまりは会社に依存することなく、ご自分で収益を作り出すためのビジネスモデルのことであり商いのことだ。

たとえば、何らかの商品を500円で仕入れ、これを750円で売ることができれば、250円の粗利を生む。そしてこの250円から経費を差し引いた額が純利益となる。随分と小さな例だが、最初はそんな形でビジネスをスタートさせる。50代には多くの方の場合、本業をお持ちだろうから、生み出した利益をあてにする必要はない。

よって、得た利益を再投資することで、ビジネスを少しずつでも拡大していくことができる。また、試行錯誤を繰り返すことで、次第に売れ筋は何か、ターゲットはどの層にあるのかなどの判断ができるようになる。つまりノウハウが蓄積されるわけだ。また、小さくとも長期的継続があれば、次第に顧客は増えていくことだろう。

ビジネスはどのようなものでもかまわない。また、最近ではインターネットを活用したビジネスモデルは数多く存在する。よって地道な取り組みによって利益を徐々にあげていくための選択肢は多い。

50歳からスタートすれば、そしてそれを日々地道に繰り返していけば、たぶんは55歳くらいになるころには、きっとある程度の利益を確保することができるようになる。利益は基本再投資だが、それでも十分に回していけるだけの資金が動き始めたのなら、利益の一部は貯蓄へと回すことができる。

そして、10年の後、60歳を迎えた時に、つまりは定年を迎えて自分で生きる瞬間が到来した時から、このビジネスを本業とする。これまでの利益プールにより、ある程度の資金的余裕はあるはずである。また、10年も続けているビジネスだから、きっとそれだけでも、ささやかな生活は維持できるはずである。

さらには、自分のビジネスなのだから、作業量や収入などは、自分で調整することができることだろう。やりがいや生き甲斐を感じつつ、60歳からの生活の支えになるのなら、これほどすばらしい話はない。

ビジネスというと、随分と大げさな話に聞こえるが、10年をかけて徐々に膨らませていけば、最低限の生活であれば、誰もが確保できるようになると思う。お金を掛けず10年という時間をかける取り組みは、実に地道だが、それだけに成功確率は高いはずである。

さて、いかがだっただろうか。

支出を最小限に抑える環境を構築するとともに、時間をかけて自分のビジネスモデルを育てていく。この双方に成功することができれば、きっと60歳以降も乗り切っていくことができるはずである。なお、「俺はすでに55歳なんだが」という方でも、まだまだ遅くはない。しっかりとした取り組みをすれば、5年後の状態はかなり明るいものとなるに違いない。

これは自分も含めてだが、必要と思われる方は、是非とも今から対策を図ることをお勧めしたい。きっと道は開かれるはずである。破綻とは無縁の気楽な老後を、是非とも手にしていただければと思う。

 




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