50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

Sponsored Link

ニートからもとっくにはじき出されている56歳の俺の定義とは


Sponsored Link

■ニートからもはじき出されている俺の正体とは

各所でもふれてきているが、ニート(NEET:Not in Education, Employment or Training)の定義とは、15歳から34歳までの、通学や就業、家事、さらには職業訓練も受けていない者をいう。つまり若年無業者のことであり、シニアに片足を突っ込んでいる俺は、当然のことニートの仲間に入ることはできない。

「じゃあ、俺ってなんと言うんだろう?」と、そんな単純な疑問を妻に投げかけてみると、即座に「プー太郎でしょう」との答が返る。しかし若干ながら収入はあるので、まったくのプー太郎ではなく、よって俺は「半プー太郎」という称号を自らに与えていたが、俺のような立ち位置をスネップというらしい。

スネップ(SNEP:Solitary Non-Employed Persons)とは、20歳以上59歳以下の無業者のうち、普段ずっと一人でいる者をいうらしい。また、家族以外と2日連続で接することのない者という意味合いもあるんだそうだ。

俺はもともと自室にこもっていることが多いので、家族以外と会話をすることがない日などいくらでもある。ちなみにSNEPとは和製英語であるようだが、この中の「S」のSolitaryという単語は「孤独」という意味であったはずだ。つまりSNEPは孤立無業者を意味する。

「まさに俺にぴったりの言葉だ」と少々気分が上がるわけだが、さらに調べを進めてみると、SNEPには、どうやら単身者という括りが存在するらしい。俺は既婚者なので、それではSNEPには属することができない。やはり半プー太郎以外の名称は存在しないのかもしれない。いや、単に半無業者というのであれば、それは俺に該当する言葉となるか。 

f:id:freedomlife:20150820175346j:plain

■ニートやスネップ、無業者とならないための対策

さて今回は、年齢を重ねるとともに、ある日突然降りかかる苦境において、あなたが今後NEETやSNEP、さらには単なる無業者にならないための予防策を考えてみたい。実はこれ、ミドルになった際に、貧困生活を招かないための予防策ともなる。

ニートやスネップ、さらには単なる無業者に陥る方には、ある種の共通点が存在する。それは、孤独であることだ。つまり、家族がないか、あったとしても友人がほとんど存在しない状態にある。

若い頃の孤独は、むしろそれを楽しむことができるものである。自室に閉じこもっていても、最近ではインターネットも、大型テレビも、そしてHDDレコーダーやオーディオ機器などもあるだろうから、暇でどうしようもないといったことはない。また、読書が好きな方であれば、むしろ一人の環境を作り出す方が、快適に時間を過ごせるはずである。

しかし、加齢と共に孤独が貧困を招き寄せてしまう。友人知人が極端に少ない場合、外部からの情報を人づてに入手することができない。すると、経済から隔絶された状態に陥ることになり、つまりは仕事のあてもなく、所得を作り出すことさえ困難になる可能性が高まるからだ。また、実際に貧困に喘ぐミドル以降の方々を見てみると、その傾向として人との付き合いを嫌う方が多いように思う。つまり、貧困のひとつの要因となるわけである。

人との付き合いが多い方であれば、たとえ失業をしたとしても、人づてで何らかの話が舞い込むことがあるし、ないとしても様々な切っ掛けを与えてくるものである。ところが、知人友人が極端に少ないと、そんな話が舞い込む可能性も極端に少なくなる。よって、孤立が深まり、そして仕事はなく、そして再起がとても難しい状態になるという流れである。

だからこそ、できれば多くの知人友人を、若いうちに作っておくことが重要となる。若ければ、それだけ行動範囲も広くなるだろうし、あちこちに遊びに行く機会も多いだろうから、誘いを拒否することなく、外へと遊びに出られると良いと思う。それこそが、後の孤立を回避するための策として機能するはずだからだ。

多くの人と接することは、それが不得手である方の場合、ある種の苦痛を伴うかもしれない。しかし、あなたが素で付き合える人は必ず存在する。そういう人々との交流を大切にすると、きっと楽しい日々を送ることができるし、ミドル以降に貧困に喘ぐリスクも低減するはずである。まあ、騙されたと思って是非試していただきたい。孤立するよりは、人生が明るいものとなるはずだからである。

【以下の記事も読まれています】

中高年が新たな出会いの機会を持つことは可能か

必ず成功する方法は存在するかの考察

老後破産リスクとその回避策を考えておく


■ブログランキングの以下のカテゴリに参加中です。応援して下さいね。


 さてさて、今日の本ブログのランキングは・・・

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへにほんブログ村