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50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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ブラック会社対策を考える


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■ブラック企業を見分ける方法

「ウチもブラックなんです。仕事めちゃくちゃ大変だし」
と、先日もある若者がそんなことを言っていた。

しかし仕事が大変なのは当たり前のことなので、これだけでブラック企業であるか否かはまったくわからない。仕事が大変なことは、たった一人で勤めていた給料分を稼いでみると良くわかる。カネを稼ぎ出すという事は、とても大変なことなのだ。

「残業続きで自由な時間が取れないので、ウチはブラックです」

これもまた、ブラックとはいえない。仕事によっては一時期残業が続くことはむしろ普通であると考えた方が良い。

「じゃあ、どんな企業がブラックなんですか?」

まず第一の判断基準だが、これは法律に抵触するか否かで判断するのが最もシンプルである。労働者は労働基準法によって守られているので、これに抵触した労働環境が常態化しているのであれば、その企業はブラックと認識して良いだろう。

だからこそ、労働者は是非とも労働基準法を学んでいただきたいと思う。決して人ごとではないからである。

まず、労働者は1日8時間、もしくは1週40時間という労働時間の上限がある。これ以上の労働を課してはならない。しかし、この規定そのままでは仕事にならない業態もあることだろう。そこでこの時間枠を超えた場合には、時間外労働手当として25%増しの賃金を支払わなければならない。また、休日の労働には35%増しの休日労働手当を支払う必要がある。さらには午後10時から午前5時の労働に対しては、25%増しの深夜労働手当を支払わなければならないとされている。

よってこれが支払われない場合、その企業は即刻ブラックとなる。理不尽に思われるのであれば、しっかりとした証拠をそろえて、労働基準監督署に相談をすると良いだろう。

「それはわかるけど、サービス残業なんてどこの会社でもやってることだし・・・」
と、そんな声も聞こえてきそうである。

企業は、できれば人件費を少しでも抑えたいと考えるものだ。また、日本人は「皆そうだから」の一言に弱いので、このような意識を暗黙のうちに労働者に植え付けようとする。しかし、不払いは違法行為であり、違法行為の常態化は、ブラックとなることをぜひとも覚えておいていただきたい。

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■セクハラやパワハラ対策

働いている上で、労働環境以外の側面において、多大なストレスを被る場合も少なくない。人間関係である。そもそも仲の良い人間ばかりが一所で働くわけではないので、人間関係に悩む労働者は決して少なくないものである。

しかしこれはなかなか回避しにくい。できれば、自らのコミュニケーション能力を磨き、誰とでも働けるようになる努力は必要である。また、部下を引っ張っていくことができるリーダーとなることも、ビジネスマンにとってはとても重要なスキルだといえる。

企業側もそんな人間を求めており、最近ではコミュニケーション能力を特に重視して採用する会社も多い。しかし、コミュニケーションにおいて劣悪な状況が常態化している企業やプロジェクトも少なくはない。パワーハラスメントやセクシャルハラスメントという問題である。

運の悪いことに、そんな問題のある企業やプロジェクトに入ってしまった場合、精神的ダメージはきっと想像以上のものとなるはずである。このような状況下におかれてしまったのなら、まずは、その上司を飛び越えた上の立場の人間に相談をしてみるのも手である。

たとえばプロジェクトリーダーが異常性格者である場合には、課長や部長にそれとなく相談するのもよいかもしれない。しかし企業自体が怪しい雰囲気であるならば、常に録音モードにしたハンディレコーダーを、スーツの胸ポケットに入れておき、日々の上司の言動を録音しておくことをお勧めする。携帯やスマホでもかまわない。

パワハラやセクハラは、加害者意識がない。よって被害者が物的証拠を集め、実際にパワハラやセクハラの実体を証明する必要がある。被害を被ったすべてを証拠としてまとめ、弁護士に相談をすると良いと思う。

ただし、この場合は、退職も覚悟する必要があるかもしれない。というより、そこまでやるのであれば、さっさと退職をして次を探した方が早いかもしれないともいえる。大丈夫、企業は他にも多く存在する。特にあなたがまだお若ければ、自由度は無限大だ。

 

■ブラックに関する一点の補足

さて、いかがだっただろうか。多少なりとも、ブラック企業の判断や、そんな企業に勤めてしまった際の対応策を学ぶことはできただろうか。明らかなブラック企業であるのなら、そんな会社はすぐにでも辞めてしまって良いと思う。しかし一点、補足しておきたい部分がある。

それは、這い上がるためには、必ず必死にならなければならない局面があるという点である。残業代が満額支払われなかったり、自社の製品を不当に売りつけられたり、さらには、業務の損失を給与で充当させられたりといった犯罪行為は許されるものではないが、仕事が大変だからとか、若干の理不尽な要求のすべてを「会社が悪い」とばかり言ってしまっては、自分が成長する機会を逸してしまう。この点も、同時にご記憶いただきたいと思う。

ブラック企業は許されるものでは決してないが、それでも、ブラックの項目を常に掲げ、自分は常に守られなければならないと考えすぎてしまうと、それはそれで、自分を成長させる機会を逃すことにもなりかねない。

「社会が悪い」「会社が悪い」「上司が悪い」「市場性が悪い」

これらについては、確かにその通りであり、必ず改善点を指摘することはできるはずである。しかしもし、その改善点を見つけることができるのであれば、そして、その際にまだあなたにパワーが残っているのであれば、不満を述べるだけでなく、あなたご自身がそれを改善することにトライしてみるのも、ひとつの選択肢ではある。それは、必ずあなたご自身のスキルアップにつながるからである。

「これが生きるってことなんだ」

ブラック企業においても、本人の努力次第で、自分の人生における暫定的な結論を見いだすことができるようである。そしてもし、自らにケジメを付けることができたのなら、その時は、いつでもブラック企業など辞めてしまえば良いのだから。

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