50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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[第1話]50代になったら次が決まるまで絶対に会社を辞めてはならない


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■「こんな会社、辞めてやる!」から始まる転落人生

仕事に大きな不満を持ちつつ日々出勤されている方の数は決して少なくないはずだ。仕事に生き甲斐を持って楽しく日々を生きているサラリーマンも皆無ではないだろうが、それでも割合からすれば、仕事に何らかの不満を持たれている方の方が多いに違いない。

「こんな会社、辞めてやる!」

そういって憎き上司に辞表を叩きつけて辞めることができたなら、どんなに気持ちがすっきりするだろうと考えているサラリーマンも、高いパーセンテージで存在するはずだ。

もし20代であれば、感情の赴くままに、そんな行動に出るのもアリかもしれない。また、30代であっても、実力があればできるかもしれない。しかし40代になったなら、よほどの実力をお持ちでなければ、転職はリスキーである。というより、次が決まっていなければやってはならないことといえそうだ。

さてさて、では50代は?

もし、50代になられて、気分に任せて会社を辞めてしまうと、その後は極めて高い確率で地獄を見ることになるので、絶対にそんな行為に走ってはならない。

実は俺は、40代の後半で気分の赴くまま会社を辞めてしまったことがある。しかし、実力勝負と考えていたので、そんな俺を受け入れてくれるところはあった。つまり転職はさほど難しくはなかったのだ。しかし、俺はすでに55歳となっている。そしてこの年齢において、声を掛けてくれる会社はゼロとなった。つまり次はないのだ。

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■50代で会社を辞めた後の生活

さて、ではここで50代の男、つまりあなたが、気分で会社を辞めてしまったことを想定し、その後に訪れる地獄絵図を、俺の体験も少し混ぜながらお話ししていくことにしよう。

「申し訳ないが、仕事辞めます」
「え?辞めてどうするんだよ」
「深くは考えていないんですが、まあ、しばらくは働かなくても食いつないでいく蓄えもあるし」
「考えてない?そんなバカな話があるかよ」

そんな言葉を受けながら、あなたは会社を後にする。仕事がキライであったわけではないが、それでもこれまでの自分を振り返ると、どうしても生きている意味を見いだせなかった。だからしばらく仕事を離れて考えてみたかった。

意外にも妻は静観をしていてくれている。まあ、しばらくは生活に変化はないわけだし、案外気楽に考えていてくれているのかもしれない。半年くらいはのんびりとしようと考えていたし、実際にのんびりとした。

周囲はそんなあなたを「うらやましい」といってくれたりする。そう、平日の午前中、カフェでのんびりコーヒーを飲めるのは、極楽である。妻とは旅行にも行った。なんとなく、成功者の早期リタイアのような気分だった。

 

■その後に知る意外な事実と地獄絵図

しかしそんな極楽な日々に変化が訪れたのは、退職から4ヶ月ほど経過した頃だった。日々、自由に暮らすのは悪くはなかったが、実社会との接点が切れてしまった状態で生きていることに一抹の不安を覚え始めたのだった。また、これ以上貯蓄を食いつぶしてしまうと、老後にも問題が及ぶ。さらには、静観してくれていた妻も、少々機嫌が悪くなり始めた。

そこで、そろそろ充填期間完了ということで、仕事をすることにした。まずは友人知人を当たる。きっと仕事など、すぐに紹介してもらえると思っていた。ところが、友人知人は一様に首を横に振った。

「知り合いに当たってみたが、50代は無理そうだ」
「スキルがあっても、50代の中途採用は使いにくいようだ」

意外だった。そして少々焦り始めた。そこであなたは、ハローワークへと出向くことにした。ハローワークであれば、適当な仕事を探してくれるはずである。窓口で相談をして、端末で仕事を漁る。確かに仕事は多く存在した。しかしその給与額に愕然とする。

「基本給15万円?ちょっとまてよ。俺の年齢を考えろよ。ふざけるな」

しかし、その後あれこれと探していくと、その程度の基本給が、決して珍しくはないことに気づき愕然とする。それでも、基本給22万円という会社と、基本給20万円という提示のある会社を面接することにした。金額には不本意だったが、まあ、面接くらいは行ってやってもいいと、あなたはそう思う。

窓口で紹介状をもらい、そして帰宅して履歴書と職務経歴書を印刷する。早速2社にそれを発送をする。また、最近少々ご機嫌が斜めだった妻にも報告する。

「ぶらぶらしていても暇なので、面接を受けることにしたよ。まあ、働くかどうかはわからないけどね」

実際、本当にそんな低賃金で働く気はあなたにはない。とりあえず妻のご機嫌取りのつもりでもあった。ところが2社からはなかなか連絡がこない。

「こんなに対応が悪い会社だから、給与も安いのだろう。面接にいく価値すらないな」
あなたはそう思う。

しかし2週間程経過したある日。偶然にも2社からほぼ同時に少々厚めの封書が届いた。やっときたか。あなたはその封書を順次開封する。しかし・・・。そこに入っていたのは、発送したはずのあなたの履歴書だった。そして、プリンターで印刷した書面が一通。

「厳選なる審査の結果、今回は見送らせていただくこととなり・・・」
しかも2社ともほぼ同じ文面である。
「まだ面接すらもしていないではないか。何が厳選なる審査か」
2社は何か関連があったのだろうか。示し合わせて悪戯をしているのではないか。あなたはそんなことすら考えるのであった。

・・・つづく

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