50代からの貧乏ながら気楽な人生

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底辺にいると思われている20代がやっておくべき3つのこと


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「俺には学歴もスキルもないので、生涯苦しい生活を余儀なくされるはずだ」

もしこのように思われていたり、ご自分を底辺と思われている20代の方がいらっしゃるのであれば、ぜひとも今始めていただきたい3つのことがある。もしあなたがそれを実行に移すことができたのなら、生涯苦しい生活を送ることはなくなるし、経済的に安定した豊かな生活を手にすることは、十分に可能である。つまり底辺にへばりついて生きる必要などないのだ。

 

■意識して学歴や資格を取得しよう

3つのことの1つめは、学歴やスキルアップだ。
「すでに働いているので学歴を上げることはできない。また、派遣で肉体労働なのでスキルアップの場もない」
とそんな声が聞こえてきそうである。しかしこれらは独身のあなたであれば、そして少しだけ努力をすれば、十分に可能であることをまずご理解いただきたい。

たとえば、自分は大学へは行っていないので、まともな職業には就けないとお考えであるのなら、大学へ行く手もある。最近では通信制の大学があるので、働きながらでも学ぶことはできる。また、入試などと行ったやっかいなものを受ける必要すらない。さらには、通信制の大学は学費がとても安い。まあ、スクーリングなどの際には、少々のカネがかかるが、あとは教科書代と、若干のコストが発生するだけである。決して捻出できない額ではない。

「大学まで行くのはちょっと」と、思われている方であれば、スキルアップをされるのも手である。
「スキルアップはしたいが、そんな仕事に就いていない」
これもまた、よく耳にする意見だ。しかし、スキルアップは実は仕事から得る必要はない。いや、実際にはそれこそが重要なのだが、自らを底辺から浮上させるためのスキルアップは、別の方法で具現化することができる。

それは、国家資格だ。国家資格というと少々堅い印象があるが、比較的簡単に手にすることができる資格は数多く存在する。また、そんな資格が自らを底辺から浮上させるための大きなツールとなることも少なくない。

たとえば、地方都市などで派遣労働者をすることを考えてみる。何の資格もない場合、使えるのは自らの肉体と言うことになる。仮に時給1300円を得ることを考えた場合、地方都市で身一つでこの程度の時給を得るだけでも、過酷な労働を余儀なくされることが少なくない。ところが、フォークリフトのライセンスを持っているだけで、比較的楽にそれ以上の時給にありつけることがある。ちなみにフォークリフトのライセンスは3日程度の講義並びに技能教習で取得できるはずである。

また、IT関連の仕事は、派遣でも時給が高いが、これらの経験がまったくなかった人間が「ITパスポート」という情報処理技術試験を取得したことを切っ掛けとして、正社員就職の道を開いたというケースもある。ところがこの「ITパスポート」、必死に学べば独学でも誰でも取得できるし、一夜漬けでパスした人間も実際に知っている。

このように、資格とは案外道を切り開くために強力なツールとなり得るものだ。よって、興味のある資格を徹底して調べ、それをひとつひとつ取得していただきたいと思う。まあ若干の努力は不可欠となるが、それでも努めて日々を過ごせば、かなり多くの資格取得は可能となる。また、取得した資格は、生涯にわたりあなたをサポートしてくれるはずである。

就職面接における面接官は、あなたが何をできると主張したとしてもそれをすべて真に受けることはない。ところが履歴書に記載されている学歴や取得した国家資格は、十分に評価されるものだ。なぜなら、その資格は国が認めたものであり、とりあえずはその資格を取得しただけの知識やスキルを持っていると判断しやすいからである。

20代であれば、まだ独身の方が多いことだろう。仕事から戻った後にも、自由になる時間は多いかと思うし、若干のお金なら捻出することができるはずだ。そのアドバンテージをフルに活かし、是非とも学歴や資格を取得していただきたいと思う。これらは持っていても、邪魔になることはないし、今後の長い人生においても、とても強力な支えとして機能するはずだからである。

 

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■とにかくはカネを貯めよう

若い頃はこれがなかなかできないものだ。これについては俺も経験済みなのでよくわかる。しかしあえていうならば、とにかくはカネを貯めることを推奨したい。なぜなら、まだ若くて独身であれば、ご自信の判断により、いくらでもカネは貯まるものだからだ。また、カネが貯まれば、自分のライフスタイルをしっかりと見直していくだけの余裕を得ることもできる。底辺の生活に終止符を打つ策として、貯蓄はとても有効に機能するものなのだ。

「カネを貯めろって、俺、派遣で年収250万くらいしかない。とても無理」

そう思われていらっしゃるかもしれない。しかしたった一人で生きるのに、年間250万円はいらない。後に大きな飛躍を果たすことになる成功者も、実は若き頃はカネに苦労したという。しかしその中で、徹底して支出を抑え、夢を得るための資金を捻出した時期を過ごすものである。

家賃をはじめとする固定費を徹底して削減する。実家での生活が可能であれば、すぐにでも実家に戻ることが望ましい。家賃がかからなくなるだけで、年間数十万円ものカネを浮かせることができる。また、それが叶わないという方でも、寝るだけのスペースを確保する目的であれば、今よりも格安の物件は数多く存在するはずである。

車を所有されているのであれば、それを手放して自転車や原チャリなどの生活をしよう。車を持っているだけで年間数十万円という多大なコストが発生するからだ。また、外食やコンビニでの浪費を一切やめる。自炊ですべてをまかない、無駄な浪費を一切排除しよう。

さて、これだけでも年間100万円以上のコスト削減に成功するはずである。つまり年収250万円で足りなかった収支バランスは、一気に年間100万円程度の貯蓄ができるようにまで変化していくはずだ。この浮いたお金をすべて貯蓄に回す。

大変なのは最初の100万円を貯める頃までだ。貯蓄額が100万円を超えるあたりから、カネが如何に精神的な余裕を生むことがわかるようになる。すると、貯蓄を苦労と感じることはなくなるものだ。また、実質的なライフスタイルにも大きな変化が及ぶ。日々ぎりぎりの生活を続けるのが無意味であることを悟る。さらには、生きる上での余裕を実感することができるようになるはずだ。

たとえば年150万円の支出で生活ができる環境を得ている方が、300万円の貯蓄をしていたとする。するとこの方は、何も働かなくても2年間を生きるだけの余力があることになる。なんらかのアクシデントが発生したり、大きな夢を得るために、しばらくの間働けなくなったとしても、無理なくその道を選択することができるようになる。

つまり、人生における選択の自由を、あなたは手にすることになるのだ。生きる上で、この選択権の取得はとても大きいものである。

 

■数多くの書物にふれよう

現在ではインターネットの存在があるので、あえて本は読まないという方も少なくない。実際に本などを読まなくても、検索すればある程度の情報を得ることができる。しかし、ネットから得ることのできる情報とは別に、是非とも数多くの書物にふれておくことをお勧めしたい。知識は後に、かならずあなたを助ける局面があるからだ。

「どんな本を読めばいい?」

学校ではないので、特に指定はない。最近ではチェーン展開を図る古本屋が全国にあるし、地元の小さな古本屋もあるかもしれな。古本なら1冊100円から200円程度で買うことができるはずなので、興味のある本を片っ端から読むと良い。熟読する必要はないので、どんどん読んでは再び古本屋に持ち込む。
また、図書館を利用すれば、お金を全くかけなくても、2週間で10冊程度の本を借りることができるはずである。すると1ヶ月で20冊。この程度の書籍に触れ続ける20代を是非ともお送りいただきたいと思う。
知識量は、後の人生を生き抜くための何らかの力となっていく。また、知っていさえすれば乗り越えることができる壁などは、数多く存在するものである。さらには、知識量が増えていくと、これまでにはまったく見えなかった景色が見え出すこともあるものだ。
だからこそ、とにかくは書籍に数多く触れていただきたい。膨大な量の知識は、きっとその後の人生の糧となるはずである。

 

さて、いかがだったろうか。これまでに説明した3つの事を20代に続けると、あなたは底辺に居続けることはなくなるはずである。
人の人生だから、何が起こるか、どのような事に遭遇するかはわからない。しかし、実際にこれを行うことで、今までにはまったく見えなかった浮上のための階段を、数多く見つけることができるようになるはずだ。つまり、ドン詰まりと思えていた人生に、数々のルートを見いだすことができるようになるわけである。
なお、「俺はそのうちやってやる」と単に考えているだけで年齢を重ねていく人はとても多いものだ。しかし「そのうち」は無い。このことは肝に銘じておく必要がある。何か事を始めるのは、そのうちでなく「今」でなければならない。

あなたは数々のルートの中から、ご自分が最も有効と思われる道を選択し、進んでいけばよい。そこはきっと、底辺などとはほど遠い、素晴らしい世界であるに近いない。
素敵な人生を送っていただきたいと、切に願っている。

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