50代からの貧乏ながら気楽な人生

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必ず成功する方法は存在するかの考察


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■「必ず成功する方法」は存在するか否か

「必ず成功する」というと眉唾的なイメージを受けるものである。なぜなら、成功するよりもむしろ失敗をする確率の方が極めて高いからであり、よって「必ず失敗する」と断言してしまった方が確率は高まる。

ちなみに起業をして10年後、そのビジネスを採算ベースまで持って行くことができる確率はおおよそ10%程度といえわれている。つまり90%が失敗をするわけであり、このことからも「必ず成功する」ということに懐疑的となるのはうなづける事実である。

しかしだからこそ、この言葉は輝く。多くの人が失敗するにもかかわらず、「必ず成功する」などといったコピーがあれば、目を引くことになるのは当然でもある。

さて、では「必ず成功する」といった方法は実際に存在するものだろうか。この世の中に「必ず」ということは意外に少ない。絶対だと思われたことにも、案外多くの落とし穴があるからである。しかし成功確率を上げる方法であれば存在すると考えている。

これは、多くの成功者が共通して知っていたり学び取ったことでもある。そしてそれには、ある種の共通点が存在するからだ。つまり、これまで成功をした人が実行してきた行程を学び、それをトレースすることができれば、必ずとはいかないまでも、成功確率を高めることはできることになる。

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■「必ず成功する方法」の考察

さて、ではこの方法、どのようなものなのだろうか。実は絶対に成功する方法とまではいかないまでも、成功確率を大幅に引き上げる方法であれば実際に存在するものである。

未来において、何が起きるかは未知のことなので、確実というものはないが、それでも確率を上げることであれば可能となる。それは、先にもふれたように、成功者が共通的に行うパターンを身につけていけば良いからである。

「そんな都合の良い方法は、あるのだろうか」

多くの方が懐疑的に思われるかもしれない。しかしこれはある。ただし、楽にそして短い時間で誰もが成功できるといったような、怪しい方法ではない。

成功するためには、幾重もの高い壁をのぼる必要がある。また、時に投げ出してしまいたいほどの辛い局面に遭遇することもあるかもしれない。これらはどうしても避けて通ることができない。平穏な誰もが通れる道の先には、成功は待っていてくれることはない。誰もが手にすることができるのであれば、誰もが成功者でなければならないが、そんなことはまずないからである。

 

■「必ず成功する方法」の実践を学ぶ

実際の方法としては、ふたつ挙げることができる。

まず第一に、「成功するまで諦めない」ことだ。成功するまで諦めないのだから、いずれは成功することになる。実に在り来たりなことだが、実はこれがとても難しい。成功へ向けた道のりは平坦なものばかりではない。時にはとても険しい道ものぼっていく必要があるだろう。また、いくら進んでもまったく手応えがない局面もあるかもしれない。多くの人はこのような局面において心が折れるものだ。よって成功する前に諦めてしまい、そのうち夢は過去の記憶として追いやられてしまう。成功するためには、いかなる局面においても成功を諦めない覚悟が必要となる。

ふたつめの策としては、PDCAを挙げることができる。PDCAとは生産管理などで多く用いられる手法の一つだが、計画、実行、評価、改善のそれぞれのフェーズを繰り返し行うことにより、継続的な改善を図るものである。成功にはPDCAが不可欠であり、これを意識せずに努力だけ続けていても成功へとたどり着くことはできない。

「日々地道な努力さえ続けていれば必ず成功できる」

というのは、実は正解のようで正解ではない。成功するためには、独自のノウハウを得る必要がある。しかし、同じ事ばかりを続けていてもこのノウハウを手にすることは難しい。

まずは企画しこれを実際に行ってみる。すると何らかの結果を得ることができるはずだ。多くの場合はうまくは行かない。そこでこれをしっかりと検証し、次にうまく行くための策を練る。そしてその策について行動を起こす。

この繰り返しにより、常に試行錯誤を行うとともに、ノウハウを蓄積しつつ軌道修正を行う。これを繰り返すことで、徐々にではあるが、成功へと進む自分独自のノウハウを得ることができるようになる。単に努力を続けるのではなく、しっかりとしたプランと実行、結果の検討と再実行のサイクルを繰り返していく必要があるわけだ。

さて、これら2つの策を取り入れることで、あなたの成功確率はとても高まっていくはずである。「必ず」ということはないが、少なくとも5年10年先のあなたの人生は、現在とは大きく異なっていくことだろう。

もし、その際に若者が成功の秘訣をあなたに訪ねたのなら、是非とも教えていただきたい。この方法がとても合理的であることが、その頃のあなたには、十分に理解いただけているはずである。

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