50代からの貧乏ながら気楽な人生

ミドルの視点から見たさまざまな問題やネタを綴ります。

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情報を受ける側から発信する側へ移行する価値


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■高度な教育を受けつつ提供側に消極的な人々

日本の教育システムは、あまり感心できるものではないと考えているが、それでも世界水準からすれば、高度な教育がなされているといえる。また、日本人は比較的勤勉であることから、学ぶことについては、高い能力があるといえるだろう。

よって多くの人は、情報を受ける側に回るのが得意である。たとえばある人は、セミナーへと通い、日々多くの情報を得る。また、ある人は書籍によってさまざまなことを学ぶことだろう。アフタースクールへと通って日々自己啓発に余念がないといったビジネスマンも少なくない。

ところが、情報を受けることには長けていても、情報を提供することについては消極的な方が日本には少なくない。たとえば小説を読むことは大好きだが、小説を書く側へと回ることはない。また、セミナーで多くの情報を得ることはあっても、セミナーで聴衆に語る側には回ろうとしない。しかしこれは、ちょっともったいないことといえる。

情報やスキルをため込むこと自体意味がないわけではない。しかしため込んだ情報をまったく使わないで終わってしまうのはなぜだろう。

ビジネスマンの多くは、足繁くセミナーへと通う。セミナーでは、多くの情報を得たり意識改革を行なうことさえ可能である。受講者の多くは非常に有益な時を過ごす。しかし多くの方は、翌日からいつもと変わらない1日を始めたりする。

また、仕事によっては有益なノウハウやスキルを積み重ねることができるものもあるし、一般的には接することができない貴重な経験を体験するものもあることだろう。まあ、企業秘密という領域もあるだろうが、それでも、公に提示できるノウハウは存在するはずである。しかしこれをため込んだまま生涯を終わる方は、意外に多いはずである。

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■蓄積した情報を提供する価値とは

実は蓄積した情報は、それ自体が大きな収益を生むことが少なくない。たとえば、ビジネスに用いることで、誰もが真似できないビジネスモデルを作り出すことができる。また、その情報自体をそのままビジネスとして活かすことも可能である。特定の業界のアドバイザーやコンサルタントとして、力を発揮することができるかもしれない。

「ある程度の知識や経験はあるが、人に教えるレベルにはない」

と、このように考えられている方は少なくない。しかし、知識とは完璧である必要はない。なぜなら、どのような知識であれ、それを欲する人は、必ず存在するからである。また、そのような人を、インターネットでは幅広く探すことができる。

さらには、情報を提供することで、自己のスキルもまた向上することになる。実は情報を受けることと提供することでは、用いるべき能力が全く異なる。知っていることを相手に伝えることは、それ自体がひとつのスキルといっても良い。よって提供側に回ると言うことは、すなわち、これまでに開拓してこなかった新たなスキルを磨くことにもなる。

また、提供側に回ることで、これまでにはなかったコミュニティを拡大することもできることだろう。つまり、提供者となることには、数多くのメリットが存在するものなのだ。

よって、これまで学ぶ側にしか身を置いてこなかったという方は、是非とも情報提供側の立場にも身を置くことにトライしてみていただきたい。意外なほど、あなたの人生は輝き出すはずだからである。

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